【ネットナンパ】待ち合わせ場所に現れたのは、まるで人間山脈!?

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llustrate by ながおか

 寝不足だろうが、金欠だろうが、四十肩だろうが、そんなことは関係ナッシング。いついかなる時でも新規開拓に精を出す筆者トコショー。

 そう男として生まれてきたからには一人でも多くのイイ女とヤりたいと思うのが当然だ。多くのメスに種付けすることによって、己の遺伝子を後の世に伝えたいというのはオスの本能である!

 ま、マナーなのでピルを飲んでいない子や完全に安全日だとわかっていない子にはゴムで避妊しているので、実際には種付けできていないのだが……。

 
 そんなワケで、今日も今日とて出会える系サイトで相手を物色開始!

 
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[タイトル]
新宿で今からお会いしたいです。 
 
[内容]
これから気軽に遊んでくれる人、探してます。
私は身長が高いので、そういうの気にしない人が希望です。 
 
それと、こういう遊びに慣れていないのでガツガツせずに余裕のある人だと嬉しいです。 
 

[書込み日時]01/2* 18:59 
 
[受付メール数] 2/無制限 
 
メイさん 
 
♀20代前半
165~169
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 この書き込みを見つけたのは筆者愛用サイトの一つである【ハッピーメール】でのこと。ここは、サイトが発行しているメルマガを受信するだけで定期的にポイントをプレゼントしてくれるという太っ腹なところである。

 しかも、新宿や渋谷、池袋といった繁華街で大型の宣伝トラックを走らせるなど宣伝にも力を入れているサイトだといえよう。

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 つまり、宣伝に釣られてサイトに登録するウブな女性が一番多いところでもあるのだ。ハっ! しまった!! こんなこと言ったらライバルが増えてしまいそうだ。だが、事実なのだから仕方あるまい。

 筆者はこのサイトで何回も“出会える系サイトデビュー”の素人女性を何人も喰っちゃってるのであった。

 話が逸れてしまったが、そんな【ハッピーメール】で見つけたメイちゃん。こういう遊びに慣れていないということなので、ココは一つ筆者がひと肌脱いで優しくヤラしく導いてあげようではないか! それに身長の高さを気にしているところも可愛いではないか!! こういうコンプレックスを持った女性ってのは、相性さえあってしまえば意外とモノにしやすくセフレにまで発展するのもそう難しくないのである。

 
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こんばんは、メイさん。
新宿の会社員ショーイチ、35歳です。 
 
さっき仕事が終わったばかりで、たまたまサイトに接続したんです。
そして一番最初に見つけたのがメイさんの書き込みでした。 
 
ここ半年くらいこういうサイトで遊んでいなかったのですが、
メイさんとまったりとお会いしたくなりました。 
 
会ってから「やっぱりゴメンなさい」してもらっても構わないので、
チャンスを貰えたら嬉しいです。
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 こういうサイトに慣れていないということだったので、かなり安牌を装ったメールを送信してみた。遊びなれていないアピール、偶然見つけたアピール、ガツガツしていないアピールと筆者の実状とは真逆のことばかりである。まあ、確かに嘘ではあるがメイちゃんの前で最後までそう演じきることができれば嘘ではなくなるハズ。

 さらにダメ押しで、「会ってからゴメンなさい」してもらっても構わないよと余裕を演出するトコショー。こうやって余裕をかましていると、向こうは勝手に勘違いして「こんな風に言えるのは見た目がそんなに悪くないからかも?」と思ってくれやすいのである。

 すると、ファーストメールを送信して5分ほどでメイちゃんから返信が届いた。

 
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こんばんはショーイチさん。
とっても優しそうな感じですね。 
 
掲示板にも書き込みしましたが、私は本当に背が高いんです。 
 
そういうのって平気ですか?
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 うーん、よっぽど背の高さにコンプレックスがあるのだろう。サイト内のメイちゃんのプロフィールでは身長が165センチから169センチと書かれていた。この程度の身長ではそこまで気にすることはないだろうから、メイちゃんはきっと逆サバを読んでいるのであろう。

 だが、それもまた良し! こういうコンプレックスのある女性のほうが、口説き易いってもんだ。なにせ筆者トコショーはコンプレックスの塊みたいなもの。人生の勝ち組とはとてもじゃないが言えないが、敗者は敗者なりに己の手の届く範囲内で楽しめばいいのである。

 
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お返事ありがとう、メイさん。 
 
背の高い女性は大歓迎ですよ。
昔からそういう女性にばかり心を魅かれることが多かったんです。 
 
だから、どうか安心してくださいね。
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 メイちゃんに安心してもらうため、背の高い女好きアピールをしてから交渉開始。こうしてサクっと待ち合わせの約束が成立したのであった。

 
 待ち合わせ場所は西武新宿駅南口のファストフードの前。ドキをムネムネさせながら待っていると、ほぼ時間通りにメイちゃんがやってきた。
 
 
 
 
ア、アンドレ?
 
 
 
 
 とにかくでかいのである!! 体型自体は太ってもいなく痩せてもいない普通体型といった感じだ。しかしその身長は171センチの筆者より軽く10センチ以上は高いのである。さりげなく彼女の足元を確認したのだが、ヒールの高さはほとんどないタイプの靴だった。つまり、ガチで180センチは余裕で越えていそうである。

 サイト上の彼女のプロフィールは身長「165~169」となっていたが、かなり大胆にサバを読んでいたことになる。そんな身長の高さに驚いたことを顔に出さないよう気をつけながら値踏みを続ける筆者。

 顔はというと、日仏ハーフのタレントである瀬戸カトリーヌを彷彿とさせるバタ臭い感じだ。角度によってはお笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹に見えてしまいそう。

 まさに見上げるような感じの高身長なメイちゃん。普段筆者は、背の低い女性と一緒の時にやたらと己の鼻毛を気にするタイプなのである。煙草の煙を鼻から吐き出す癖があるせいなのか、鼻毛の伸びるペースが早いからだ。しかし、このメイちゃん相手なら下から見上げられることがないので、鼻毛を気にしなくても済みそうである。

 し、しかし、デカい。巨人症とまではいかないが、高すぎる身長のせいで病的な感じを受けてしまった。
 
 
 
 
ま、たまにはこういうのもアリか。
 
 
 
 
 そう自分を納得させて、応じることにした次第である。

 
「こんばんは、メイちゃんかな?」 
 
「あ、は、ハイ」 
 
「ハッピーメールで約束したショーイチです、今日はよろしくね」 
 
「こ、こちらこそ」 
 
「待ち合わせ場所すぐにわかったかな? すごい人混みだったでしょ?」 
 
「へ、平気でした。それより、私の背、大丈夫ですか?」 
 
「ん? 背がどうかしたの? そういうの好きってメールで伝えてたでしょ? 安心して」 
 
「はい、ありがとうございます」

 
 やはり相当自分のデカさを気にしているのであろう。猫背気味になって少しでも身長を低く見せようと必死のメイちゃん。そんな健気な姿が可愛く見えてしまう筆者なのであった。

 無事ホテルに到着して部屋に入る。靴を脱いでスリッパに履き替えたわけだが、やはりメイちゃんはデカかった。下手したら身長180センチどころじゃなくて185センチくらいはありそうだ。

 会話もそこそこにして、メイちゃんにシャワーを浴びるよう促す。そして一言断ってから煙草に火を点け、メイちゃんが服を脱いでいく様子を盗み見ることに。

 脱衣所の無い部屋だったので恥ずかしそうにしながら浴室の扉の前で脱ぎ始めるメイちゃん。予想よりだいぶスレンダーな体型で、透き通るような白さを持つ肌だ。オッパイはCカップほどで、ツンと上向き加減。お尻はキュキュっと小ぶりで、こちらも上向きの美尻だ。
 
 
 
 
ウホっ! 美味そうじゃねぇか!!
 
 
 
 
 こうして別々にシャワーを浴びて、ベッドインの運びとなった。

 仰向けになったメイちゃんに、ディープキス、パイ舐め、クリ舐め、指入れと愛撫を叩き込む筆者。少し控えめではあったものの、メイちゃんも声を上げながら感じてくれているようだ。

 
「じゃ、次はシックスナインをしようか?」 
 
「え、どうすればいいですか?」 
 
「俺が上になるから、メイちゃんは下からフェラしてくれる?」 
 
「は、ハイ」

 
 まずはメイちゃんの顔の近くを跨いで、おクチの近くに愚息を持っていく。
 
 
 
 
パクっ!
 
 
 
 
 いきなり奥まで飲み込んでフェラチオを開始するメイちゃん。うむ、なかなか積極的なフェラである。筆者も負けてなるものかと、クンニを開始しようとした。
 
 
 
 
と、届かねぇ!!
 
 
 
 
 メイちゃんにチンコを咥えられた状態だと、彼女のマンコに口づけすることができないのだ!! 仕方ないので腕を伸ばして、クリちゃんをほじほじしてお茶を濁した筆者であった。

 さて、程よく盛り上がってきた所でいよいよ挿入のお時間だ。

 
「どの体位で入れてほしい?」、そう尋ねる筆者。

「う、後ろからがいいな」、と素直に答えるメイちゃん。

 
 四つん這いになったメイちゃんの後ろに陣取り、ゴムを装着した愚息を挿し入れようとする。
 
 
 
 
と、届かねぇ!!!
 
 
 
 
 ケツの位置が高すぎて、筆者が中腰にならないと挿入できないほどであった。そこで彼女に股を開いてもらい、腰を落としてもらうことにした。
 
 
 
 
ズブプぬチュ……
 
 
 
 
 やっとのことで合体成功。ゆっくりと出し入れしながらメイちゃんの締り具合を満喫する筆者。ガタイが大きいゆえに締りが悪いのではと思っていたのだが、そんなことは全然無かった。

 ピストンを続けていると、ただでさえ締りのいいマンコがますますキツく我が愚息を締め付けてきたのである。このままではアッサリと発射してしまいそうだ。慌てて愚息を引き抜き、正常位に変更することを提案したのであった。
 
 
 
 
ずぶぷヌちゅ……
 
 
 
 
 正常位で合体して、またゆっくりと出し入れを再開。先ほどとはまったく違う締め心地で愚息を可愛がってくれるメイちゃんのマンコ。はぁ、なんて具合のいい道具なんだ。

 その時、フとメイちゃんの顔を見ると、眉間に縦ジワを深く刻みながら「ハァ、ハァ」と息も絶え絶えに感じまくっていてくれた。だが、その顔がやはりココリコの田中直樹に見えてしょうがない。このままでは中折れしかねない! そこで、しばし目を瞑りながら腰を振った後、再びバックでの挿入を提案した筆者であった。
 
 
 
 
ズンドコずんどこ、ずんズンずずズン
 
 
 
 
 ラストスパートとばかりに腰を激しく振りまくる筆者。この巨人め! 俺が、俺が駆逐してやる!! と親の仇とばかりにいつもより激しく腰を打ち付けるのであった。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 なんとかメイちゃんも満足してくれたようで、格好がついた感じだ。ゴムをササっと処理した後、ベッドの上で大の字になる筆者。調子にのっていつもよりハードに動いたせいか体力の消耗が激しい。

 しばし迷ったが、メイちゃんにシャワーに行くよう提案してこれでお開きにすることにした。

 ホテルを出て駅に向かう二人。歌舞伎町のど真ん中を突っ切る形だが、路上でたむろしている茶髪のホストどもが遠慮の無い視線をメイちゃんに浴びせてきた。やはり彼女の身長が目立つせいだろう。

 そんな視線が恥ずかしいのか、猫背になってうつむき加減で歩くメイちゃん。そんな姿を見て、筆者は黙っていられなかった。

 
「メイちゃん。もっと背筋を伸ばして上を向いてごらん」 
 
「え、どうしてですか?」 
 
「だってそんな風に下を向いて歩いてたらイイ女が台無しだよ」 
 
「えっ、そ、そんなことないです」 
 
「いやいや、そんなことあるって! もっと自分に自信を持ちなよ」 
 
「で、でも」 
 
「大丈夫だって! 俺のように背の高い女性が好きっていう男は案外多いんだよ。それにせっかくスタイルがいいんだから、もっと堂々としなよ」 
 
「ふふ、ありがとうございます」

 
 こうして駅の近くまで彼女を送っていきサヨウナラとなった。別れ際に再会を約束したものの、筆者のほうからアプローチすることはまずないだろう。

 別に背が高いせいではない。

 ただ顔が、ココリコの田中直樹に似すぎているからである。

(文=所沢ショーイチ)

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