指原莉乃「サンタフェ目指す」ヘアヌードも辞さない覚悟にファンの反応は

sasahihara1011main.jpg※画像:指原莉乃

 HKT48の指原莉乃(20)が、選抜総選挙で1位になってから初の冠番組『指原の乱』(テレビ東京)を9日にスタートさせた。同番組は、昨年の初主演映画『ミューズの鏡~マイプリティドール~』を手掛けた福田雄一監督と共に、指原が希望する企画を発案・挑戦していくドキュメントバラエティー。関東ローカルで深夜2時5分からの放送ということで「指原のファンはおじさんが多いから寝てますよ」とボヤいていた指原だが、収録では周囲が驚くほどの張り切りぶりを見せた。

 初回では、指原が「初めての写真集を出したい」と提案。これまで指原はフォトブックを発売したことはあるものの、純粋な写真集を出したことはない。意外にも思えるが、福田監督は「ファンがさっしーに求めているのは面白さ」と分析し、写真集は求められていないと指摘した。続けて福田監督は、言いづらそうにしながらも「胸が残念」「さっしーの水着は需要がない」などと写真集企画を食い止めようとしたが、指原は「人気がある今しか買ってもらえない」とし、一歩も引こうとしない。さらに指原は「わたし給料制なので、そういうの(写真集)が一番助かるんです」と経済的なホンネまでぶっちゃけた。

 あまりの押しの強さに福田監督が「さっしーは自分の中で今が一番綺麗だと思ってる?」と尋ねると、指原は「この先、下降するばかりだと思う。私、美貌にお金かけてないから」と語り、さらに「私、ノー整形でいこうと思ってますから」と整形疑惑にまで言及。あまり美貌をキープしようという意識がないだけに、今のうちに綺麗な姿を記録しておきたいという思いが強いようだ。

 観念した福田監督は「写真集はどんなものを作りたいというモデルはあるの?」と具体的なビジョンを質問。すると指原は、宮沢りえの写真集「サンタフェ」と返答し、ヘアヌードも辞さない覚悟を表明した。

 現役トップアイドルのヘアヌード宣言が飛び出した格好だが、意外にも番組を視聴していたファンの間ではほとんど話題にならず。ネット上でわずかに挙がった意見でも、以下のような冷めた見方のものが目立った。

「出せば見るだろうけど、どうしても見たいかといわれると…」
「もうアイドルとしての羞恥心、貞操観念はないんだろうな」
「一応ある程度は売れるんじゃないの。俺は買わないけど」
「そのうち元カレと文春が勝手にヘアヌード写真出してくれるんじゃね」

 福田監督が指摘した通り、残念ながらファンの反応はよろしくないようだ。だが指原は収録場所を飛び出し、前田敦子や大島優子らAKB関係の写真集を多数手がけている大手出版社・光文社に押しかけ、知り合いの編集者に出版を直訴。次回以降に、具体的な交渉の様子が放送されるようだ。

 指原が異常なこわだりを見せている写真集だが、実際のところ実現の可能性はあるのだろうか。

「写真集は本当にコアなファンが買うものなので、メディア的な人気とは別。テレビで露出しまくっているタレントよりも、一般人はほとんど知らないようなグラドルの方が売上が多いということもよくあります。とはいえ、指原くらいの知名度があればそれなりの売上は見込めるはず。顔が今一つで胸もないといわれている指原ですが、脚はキレイだと評判ですし、美脚を押し出したセクシーショットを軸にすれば格好はつきます。あまり予算は掛けられないでしょうが、番組と連動なら宣伝費を節約できますし、出版社にとっても悪い話ではないでしょう」(出版関係者)

 指原といえば、何をするにも「サプライズ」がついてまわるネタキャラ。写真集も今まで話がなかったわけではなく、今回のように番組と連動するなどの仕掛けを織り交ぜるために出版しなかっただけなのかもしれない。もし仮にヘアヌードが実現したら、再び世間をアッと驚かせることになりそうだが、果たしてそこまでのサプライズはあるのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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