【ネットナンパ】乙葉似の顔写メにひと目ぼれして…

Illustrate by ながおか

 公開している写メのサムネイルを無料で見放題というのが、筆者愛用サイトの一つである【PC★MAX】の最大の特徴だ。そんな【PC★MAX】で写メを確認していると、気になる女性を発見。

 90年代後半にデビューしたグラビアアイドルの乙葉。今はお笑いタレント藤井隆の嫁と言ったほうがわかりやすかもしれないが、そんな乙葉のデビュー当初を彷彿とさせる可愛い娘を発見したのである。

 顔のどアップで、片方の目に星マークのスタンプが押されていた。それでも顔の造りは十分判別可能だ。しっかりとしたアゴ、意志の強そうな口元、バタ臭さくなる一歩手前の大きな瞳、なかなかの美形である。ちなみに筆者はテレビでハーフタレントのローラを初めて見たときに、誰かに似てるなぁという感想をもった。その後、半年くらい誰に似ているのか思い出せなかったのだが、ある日「乙葉」に似てるんだと閃いてスッキリしたという経験がある。

 なにはさておき、この乙葉似の娘がどんな募集を行っているのか早速チェックすることにした。

 
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タイトル:
今から新宿集合! 
 
掲示板内容:
新宿付近で楽しく遊べるジェントルマンはいませんか? 
 
ムチムチしている体型で、抱き心地がいいねってよく言われます。 
 
自信があるのは93センチの胸くらいかな?
それでもいいよっていう大人な男性と待ち合わせしたいです。 
 

カテゴリー:
スグ会いたい
投稿時間:
2013-08-1* 20:47:10
メール受付件数: 1通/20通まで 
 
あいり
年齢 20歳
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 おいおい、乙葉似でオッパイ93センチだなんて、勝ち組もいい所だろう。普通なら筆者のような負け組の底辺男性がおいそれとお近づきになれるようなレベルではない。しかし、我が日本が誇る【出会える系サイト】という仕組みのおかげで、そういった女性とも気軽にエッチできるのだ。この時代、この日本という国に生まれた幸せを神様に感謝したいものである。

 さっそくアプローチを開始した。

 
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こんばんは、あいりさん。
都内のデザイン事務所で働くショーイチ、34歳です。 
 
あいりさんの掲示板書き込みを拝見しました!
私は、いま仕事の打ち合わせが終わって、ちょうど新宿にいるんですよ。 
 
5分後でも10分後でも1時間後でも待ち合わせOKです。
エッチのほうは超がつくほどのノーマルなので安心してくださいね。 
 
良かったら詳しい条件とか聞かせてもらえますか?
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 こんなファーストメールを送信した所、スグに返信が届き交渉成立。サイトで写メを見てひと目ぼれしてから、わずか30分後には待ち合わせできるだなんて、笑ってしまうほどカンタンだがこれが【出会える系サイト】の現状なのだ。

 メールの交渉で2回戦OKの返事も貰ったし、ザーメンは2日分も溜まっているので濃厚な液を思う存分発射できるだろう。そう考えながら、待ち合わせ場所でワクワクしながら待っていると、背後から声をかけられた。

 
「あのぉ、サイトで約束した人ですか?」

 不意をつかれた格好だが、慌てず騒がずゆっくりと振り向いた。
 
 
 
 
 そこには、全盛期の谷亮子を思わせるようなガッチリ体型の子豚チャンがいた。
 
 
 
 
 ああ、これじゃあ身体の映ってる写メは載せられないワケだ。それで顔のどアップの写メを掲載していたのだろう。だが、ノープロブレム! この程度で怯むような筆者ではない。顔はほとんど写メのまんまで可愛らしいし、なんといっても93センチの巨乳チャンである。

 テレクラ、Q2ダイヤル、ツーショットチャンネル、出会える系サイトと今まで1000人以上の女性と出会っている筆者トコショーだが、あいりチャン程度だったらかろうじて当たりの部類に入るほどだ。

 
「うん、【PC★MAX】で約束してたショーイチです。あいりチャンだよね?」 
 
「あ、はい」 
 
「うわ! 写メよりも実物のほうが全然可愛いね」 
 
「え? そ、そうですか?」 
 
「うん。写真映り悪いねってよく言われたりしない?」 
 
「そ、そんなことないですけど……」 
 
「ま、立ち話もなんなんで移動しようか?」 
 
「はい」

 
 実際はそう可愛くもなかったのだが、こうなりゃ思いっきり盛り上げて少しでも気持ち良く発射する方向に持っていくのが得策だろう。そう計算し、ホテル街に向かいながらアゲアゲトークを繰り広げたのである。

 
「あいりチャン可愛いから、この付近を一人で歩いてると大変そうだね?」 
 
「え? どうしてですか?」 
 
「だって、ナンパとかスカウトとかよく声をかけられるでしょ?」 
 
「そ、そんなことないですよ」 
 
「えぇ? そうかな? 俺だったら絶対に声をかけちゃうね」 
 
「そ、そんなぁ」 
 
「あ、でも俺ビビリだから、声をかけずに目で追っちゃうだけかもしれないけど……」

 
 などと無理やり気味に持ち上げているうちにホテルに到着。部屋に入り、別々にシャワーを浴びてベッドインとなったのである。

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