
筆者が住んでいる東京という土地柄のせいだろうか。出会える系サイトにはまさに昼夜を問わず色んな女性の書き込みに溢れかえっている。それこそ、深夜の3時だろうが早朝だろうが関係ない。24時間常に最新の書き込みが続々となされているのである。
それゆえ、筆者も美味しい出会いを見逃してなるものかとヒマさえあれば出会える系サイトをチェックしている。こうした常日頃からの情報収集によって、業者や半玄人の書き込みを見抜く目を養おうとしているのでもある。
そんなある日のこと。就寝前に何気なく愛用サイトの一つである【ワクワクメール】を巡回していた。そして、気になるタイトルの書き込みを発見したのである。
≪下の穴でも、パイズリでも
好きなほうで発射して(ハート)≫
オッパイ好きの筆者としてはこんなタイトルの書き込みをスルーできるわけがない。早速ポチっとクリックして、書き込みの内容を確認したのであった。
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下の穴でも、パイズリでも好きなほうで発射して(ハート)
今から新宿で遊べる人いませんか?
エッチなことがしたくてしたくてたまんない気分です。
オッパイでするのが上手みたいなので、パイズリも頑張っちゃいますよ。
アッサリとしたエッチじゃなくて、会ってる間は恋人みたいな気持ちでイチャイチャしたいです。
書込み日時:6/1* 3:27
受付メール数 :0/無制限
♀ノゾミ
年齢:20代前半
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ほうほう、なかなかソソられる内容ではある。しかし、就寝直前の筆者がわざわざ身支度を整え、タクシーに乗ってまで行きたいとまでは思えなかった。それに、数時間ほど前に業者からサンプルとして貰ったオナホールを使用して1発ヌいたばかりである。そんなワケで、この書き込みをスルーすることにしたのであった。
翌朝、寝起きの一服をしながら出会える系サイトの確認をする筆者。そして【ワクワクメール】にログインすると、トップページに「新着メールアリ」のお知らせアラートが表示されていた。ん? 一体誰からだろう? 以前遊んで、メルアド交換にまで至らなかった娘からであろうか? どのみち、この【ワクワクメール】では届いたメールを確認する際はポイントを消費することがない。だからどんなメールであろうと、チェックして損することあり得ない。早速メールを開いて確認してみることにした。
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2013/6/7 3:51
♀ノゾミ
足跡発見しちゃいましたぁ
明日会えたりしませんか
もしかしてオッパイ星人ですか?
だったら嬉しいかも。
★足あとから送信
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何たるちあ、サンタルチア!!
昨夜筆者が彼女の書き込みをチェックした際に残した足跡を辿って、彼女のほうからお誘いをかけてきてくれていたのだ!! ここで反応しなかったら男が廃る!
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おはようございます。ノゾミさん。
昨日はメール連絡ありがとうございます。
都内の会社員ショーイチ・33歳です。
ノゾミさんの推理通り、かなりのオッパイ星人です!
連絡遅れちゃいましたが、もしまだ間に合うようなら今日お会いしたいです。
すでに予定とかあるようでしたら、明後日でも来週でも来月でも構いません。
楽しく気持ち良くお会いできたら素敵ですね。
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寝起きゆえ、半分寝ぼけながらこんなメールを送信したのであった。そして10数分後、ノゾミちゃんから返信が届いたのである。
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やっぱりオッパイ星人さんだったんですね。
今日はバイトが18時からなんで、それまでで良かったら時間あります。
たくさん気持ち良くなりたいし、たくさん気持ち良くしてあげたいな。
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ギんっ!!
途端に固くなる息子。なんたるお誘い上手なんだ!! 時間を確認するとそろそろ正午って感じだった。今から会えば5時間くらいはたっぷりイチャイチャできる計算。これはもうイくしかない!!
スグに返信をして、交渉成立。新宿アルタ前の喫煙所で待ち合わせする算段となったのである。
待ち合わせ場所の喫煙所で股間を固くしながら一服していると、ほぼ時間通りにノゾミちゃんがやってきた。あらかじめお互いの格好を連絡しあっていたので、遠目からでもスグにわかったのであった。煙草を揉み消し、ツツツと彼女に近づいていき声をかける。
「こんにちは、ノゾミちゃんだよね?」
背後から声をかける筆者。その声に反応して振り向くノゾミちゃん。
ブほッ!! なんたる巨乳!!
服の上からでもHカップは下らなさそうな爆乳加減である。こんなオッパイ持っていたら、さぞかし肩が凝ることであろう。それに、こんな暴力的なオッパイをブラ下げて街を歩いていたら、さぞかし男どもの視線が痛いことだろう。
刹那の間そんなオッパイを愛でてから、視線を上に持ち上げてノゾミちゃんの顔を確認する。
ふ、普通……。
可愛くもなく美人でもなく、本当に普通の女子って感じ。可もなく不可も無し、ただただオッパイちゃんである。あえて芸能人で例えると、90年代前半に学園祭の女王と呼ばれていたタレントの千堂あきほを地味にしたって感じだろう。
まぁ、顔なんてしょせん飾りである。チンポの代わりに男より穴が一つ多ければそれで問題ナッシング! 世間話をしながらホテル街へと二人揃って歩き始めたのであった。
「ねぇ、ノゾミちゃん。バイトが18時からって言ってたけど、何時くらいまで一緒にいられるのかな?」
「んー、そうですね。17時には駅に着いてれば大丈夫です」
「了解。それじゃあ念のために16時半にはホテルを出るようにしようね」
「はい、ありがとうございます」