美容整形業界では“テッパン人気”の板野友美

itatomo0603main.jpg※イメージ画像:板野友美
『1%(type-A)』キングレコード

 「Yes!高須クリニック」のCMでおなじみ『高須クリニック』・名古屋院院長の高須幹弥さんが、ブログで「美容整形でなりたい芸能人・有名人顔ランキングベスト60 女性編(高須クリニック集計2013年2月~4月)」を発表した。高須氏は不定期にこのランキングを公開しており、直近の過去3回でそのいずれも1位の座に輝いたのがAKB48の板野友美だ。2位以下の浜崎あゆみ、佐々木希と知名度抜群の両名を抑えての連覇となった。

 高須院長は過去のブログで「板野さんは、二重の幅・形、涙袋、鼻、アヒル口、顎が突出して目立っており、板野さんの顔になるための埋没法やミニ切開法などの二重手術、目頭切開、鼻、涙袋、アヒル口、顎などのヒアルロン酸注射は商品として確立している。つまり、板野さんの顔のパーツは全てが商品である。」と解説している。ネット上で以前から言われている通り、ともちんの整形疑惑はますます高まっているということか。

 芸能界の整形事情はどうなのか、現役メイクさんにを聞いてみると、「プチ整形を含めればキリがないくらいタレントさんの整形の噂は耳に入りますし、私達もプロですからすぐに分かっちゃう。でも口が軽いメイクと思われたらお仕事がなくなっちゃうから知らんぷり。印象が極端に変わらないよう、自然に仕上げるのはひと苦労ですよ(笑)」とのこと。美の追求に貪欲な芸能界では整形はもはや当たり前のことになっているのかもしれない。

 また、ある美容ライターは、板野ほど美容整形界に貢献したタレントはいないという。

「美容整形の手法を紹介するサンプルとして板野さんはピッタリなんです。彼女の顔を理想形としてパーツを説明すれば一般人にも分かりやすいですし、そういった意味でも病院側のメリットは計り知れません。美容整形の医師によるランキングは、綺麗・可愛いなどタイプは異なるものの、芸能界の“最前線の美”を切り取っているともいえますが、佐々木希さんのように美人すぎず、かといって浜崎あゆみさんのように不自然に整った感じでもなく、いまどきの“手の届く可愛さ”の代表として板野さんの存在があるのではないでしょうか。AKBの『会いにいけるアイドル』という身近さを感じさせるバックボーンも無関係ではない気がします」

 確かに美容整形を受ける女子は、自分がなれそうな芸能人やモデルを目標とすることが多く、ギャル層にも圧倒的な人気がある板野が美容整形でなりたい顔ランキングで1位になるのは当然といえるのかもしれない。美容整形技術は日々進化しており抜糸や入院不要の手法がひろまり、一般女性の整形への抵抗感は一層なくなりつつある。板野の顔の特徴である、くっきりした二重の幅や女性らしいぽってりした唇、すっきり通った鼻筋など、分かりやすい女子の象徴がお手頃価格で手に入るこの時代、“流行の顔”へのハードルはとても低いといえよう。

 だが、いいことばかりではなくトラブルも多発している。整形が盛んといわれるお隣の韓国では顔のエラの骨を削って小顔にする「エラ手術」後に約半数が顔面麻痺などの後遺症を発症しており、社会問題として深刻化している。先日、来日した韓流スター・チャングンソクもあまりの変貌ぶりと表情の引きつりぶりが話題になったばかり。手術の繰り返しで顔面が崩れそうになってしまったケースは数多くあり、安易な整形に伴うリスクは十分に理解した方がよさそうだ。
(文=ぶり)

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