
つい先日のことである。筆者のHP経由でこのメンズサイゾーの女性読者から1通のメールが届いた。
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はじめましてトコショーさん。
おデブちゃんやブス相手でも優しい素振りをするトコショーさんに興味津津です。
えぇ、私もおデブでブスですが。
トコショーさんと遊んでみたくて、記事で紹介されているワクワクメールやイククルなどに登録してみました。
でも、いくら検索してもトコショーさんらしい人が見つかりません。
本当にサイトに登録しているんでしょうか?
もしかしたら、違う名前とかなんでしょうか?
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この女性読者には直接返信したのだが、誤解を招かないようこちらでも書かせてもらうことにする。
そう、確かに筆者はワクワクやイククルなど数多くの出会える系サイトに登録してはいるものの、すべて別の名前で登録しているのである。一郎、二郎、太郎、ヒロシ、ケンなど、どこにでもありそうな普通の名前でだ。
所沢ショーイチと名乗らないのは、万が一が怖いからである。向こうが許可してくれて生挿入したものの後になってから「妊娠しちゃった」だの、人妻相手に楽しんだ後「夫にバレたから責任とって」だのと言われたくない。
今後も出会える系サイトでトコショーを名乗ることは絶対にありえない。まぁ、こんな不細工で早漏なオッサンを騙るような輩は現れないと思うが、もし出会える系サイトでトコショーを名乗るものがいたら100パーセント偽物を思っていただきたい。まぁ、男性読者には関係のない話だが、不細工フェチな女性読者の方はくれぐれも気をつけていただきたい。
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1人暮らしの私の部屋で♪
この4月からやっと実家を出て1人暮らしを始めました!!
でも、いざ1人になると淋しいものですね。
恋人まではいかなくても、互いに都合のいい時に甘えちゃうパートナーが理想です。
アパートは新宿駅から徒歩15分くらいなので、今から遊んじゃいませんか??
書込み日時:5/* 21:22
受付メール数 :3/5
♀スミレ
20代前半
155~159cm
フリーター
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さて、いつものように筆者愛用サイトのひとつ【ワクワクメール】を覗いていると、こんな書き込みを発見してしまった。新宿駅から徒歩15分の所で一人暮らししているということは、きっと水商売系なのだろう。
そんなお水の女性も筆者の大好物である!! 受付メール数の欄を確認すると、すでに3人の男性が彼女に粉をかけているようだ。だが、ここで引き下がっては男が廃ってチンポが腐ってしまう。ポイントの無駄撃ちを恐れずにアタックを開始した筆者であった。
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こんばんは、スミレさん。
都内の会社員ショーイチ、34歳です。
いま丁度新宿でヒマしてました。
西武新宿駅の近くにいるので、今すぐの待ち合わせでもOKです。
痛いのとか汚いとかが苦手なノーマルタイプなので、その辺は安心してもらって大丈夫です。
会ってからの顔パスでも全然構いませんので、お会いしたいです。
良かったら詳しい条件とか教えてもらえますか?
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本当は筆者も新宿住まいなのでご近所アピールをするのもアリだろう。だが、あまりにも近場アピールをやりすぎるとかえってヒかれるかもしれない。そこであえてこちらの住まいには触れなかった格好だ。また、他の男性からのアピールに負けないため、「会ってからの顔パスでも構わない」とかなり下手にも出ている。
そんな思惑が見事にハマって、数分後スミレちゃんより返信が届いた。
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メールありがとうございます。
とりあえずいきなり私の部屋は怖いので、今日はホテルで会ってもらえますか?
OKでしたら今から西武新宿駅に向かいますね♪
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チっ! 「私の部屋で」は釣り文句だったワケだ。しかもこの返信メール、こちらの名前すら記載されていない。まるでコピペメールのようだ。
だが、もしかしたら次回以降はホントにスミレちゃんの部屋でエッチできるかもしれない! そうなりゃホテル代が浮く分、ますます出会える系サイトで遊びまくれる!! そう皮算用してスミレちゃんの申し出を受けることにしたのであった。
待ち合わせ場所の西武新宿駅南口の花屋さんの前で待つこと数分。小走りで一人の女性が近づいてきて、筆者に声をかけてきた。
ビンゴ!!
24歳とのことだったが、パっと見た感じ10代に見えなくもないロリフェイスのスミレちゃん。ショートカットで愛嬌のある顔、一昔前の玩具であるモンチッチを彷彿とさせる愛くるしさだ。芸能人で例えると80年代後半に全盛期を迎えた歌手の永井真理子ってな感じ。
これなら部屋云々抜きにして、土下座してでもヤりたいタイプだ。
「お待たせしました。ショーイチさんですよね?」
「うん。こんばんはスミレちゃん。今日はよろしくね」
「あ、はい。こちらこそ」
「俺、こんな感じだけどいいかな?」
「もちろんですよ。あ! ショーイチさんこそ、こんな私でいいですか?」
「あったりまえだよ。さっきから顔が笑っちゃってるでしょ?」
「はい。たしかに笑顔ですね」
「俺、普段はもっとしかめっ面なんだよ」
「え?」
「スミレちゃんがあまりにも可愛いから、自然と笑顔になっちゃうんだ」
「もう、ノせるの上手いですね!」
もう筆者のテンションは最初からノリノリだ。小走りでホテルに駆け込みたい気持ちをグっとこらえ、なんとか紳士的にスミレちゃんをホテルに連れ込むことができた。