
筆者が愛用している出会える系サイト。ここ数年来の変化として著しいのは30代以上の女性が急激に増えたことだろう。以前なら30代というだけで必要以上に目立っていたし、よほどの熟女マニアくらいにしか需要がなかったのである。
だが、現在は40代、50代の女性も平気な顔して募集しているのだ。男性側もそんな熟年女性の書き込みを茶飯事として受け止めているといった格好である。
そんな高齢化現象が進む出会える系サイトだが、もちろん若い娘さんも存在している。中でも人気なのは18歳から19歳といった未成年の少女だ。
そしてこういった出会える系サイトを利用する男性は、なんだかんだ言っても若い娘さんには目が無い。それゆえ、未成年女子の書き込みが行われると、アっという間に複数の男性がアプローチして募集が締め切られてしまうのである。
かく言う筆者も若い娘さんも大好物だ。自分の娘といっても通じそうな年の差が、背徳感を否応なしに後押ししてくれるのでたまらないのである。
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新宿で会えますよ☆
今から会えるひとー☆☆
チビっこでロリロリしてますが、立派な大人です。
まだ18だからお酒とタバコはダメなんですけどね。
それでもエッチの経験は子供じゃありません!
終電まで私をお姫様扱いしてくれませんか?
書込み日時:4/* 20:10
受付メール数 :2/15
メールを送信する
♀やいこ
18-19歳
販売業
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いつものように愛用サイトの一つである【ワクワクメール】を覗いていると、こんな書き込みに遭遇した。この時、時間は20時15分。わずか5分もの間で、既に2名の男性がこのやいこチャンにアプローチしていた。やはり未成年の人気は高いのである。
少々出遅れた感もあったが、諦めたらそこで試合が終わってしまう。ポイントの無駄撃ちになってしまうことを恐れずにアプローチを開始した筆者であった。
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こんばんは、やいこさん。
都内のデザイン事務所で働くショーイチ、34歳です。
たったいま仕事が終わったところでヒマしてました。
このまま真っ直ぐ帰宅するのが寂しいと思ってた所です。
そんな時、やいこさんの書き込みを見ちゃいました!
ぜひ、こんな私と遊んでもらえませんか?
痛いのとか汚いのとかは興味がないノーマルなので、安心してもらえると思います。
良かったら、詳しい条件とか教えてもらえますか?
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この【ワクワクメール】では、こうした返信を行うと5ポイントほどのポイント消費となる。1ポイントは10円もしないので、メールを1通送るたびにかかる金額は数十円ほどだ。だいたい一人の女性と会うに至るまでは平均4、5通ほどのメールを送ることになるので、合計200円弱といった感じである。
出会える系サイトを使う以前の筆者は、この200円弱を高いと思っていた。だが、ポイント消費の発生しない無料系サイトはとにかく効率が悪いのである。百戦錬磨を自負する筆者であっても、成功率はせいぜい数割ほどだった。無料ゆえ男性ユーザーの数も多く、冷やかしの女性ユーザーも多かったからだ。
そんなワケで、今の筆者はこの200円弱が物凄く安く感じるのである。そもそもこの程度の金額で二の足を踏むような方は、出会える系サイトには不向きであると断言しておこう。
さて、話が逸れてしまったが、上のアタックメールを送信して間もなくやいこチャンから返信が届いた。そこから数通ほどのメールを交換し、無事に待ち合わせの約束を取り付けることに成功したのであった。
待ち合わせ場所は、新宿アルタ前から道路一本を隔てた所にある喫煙コーナーだ。実はここ、最近の筆者のお気に入りなのである。煙草を吸いながら女の子を待ち、無事に合流できた後は他の喫煙者を後に残して去るのが気持ちイイのだ。
約束の時間ちょうどに、やいこチャンらしき女性がキョロキョロしながら喫煙コーナーに近づいてきた。あらかじめ彼女の服装を聞いていたのでスグにピンときたのである。
吸っていた煙草をすぐに揉み消さず、ゆっくりと紫煙を味わいながら値踏みを開始する筆者。彼女の身長は150センチ以下のミニモニ体型であった。おっと、最近の若い方には「ミニモニ」では通じないかもしれない。要するに超チビっ子のロリロリしたスタイルってことである。ちょっと場違いな彼女に、周りの喫煙者の注目が集まっていることがヒシヒシと感じられた。
筆者はあいにく視力がよくないので、顔まではハッキリ判別できなかった。だが、顔なんて些細な問題だ。周りの喫煙者に優越感を感じながらゆっくりと彼女に近づいて行き、声をかけた。
「こんばんはぁ、やいこチャンかな?」
「あ、は、ハイ」
筆者に顔を向けながら返事をするやいこチャン。
うーん、微妙だった。
若さゆえかお肌はツルツルのピカピカで弾力に富んでいそうだったが、造作がイマイチだったのである。薄化粧というかほとんど素っぴんに近いのであろう。そんなやいこチャンを芸能人で例えると、小森純の素っぴん顔といった感じだ。
おしゃれのセンスもイマイチのようで、趣味の悪い花柄のスカートも印象的だった。
だが、無問題! たまにはこんな野暮ったい娘といたすのも面白そうである。そもそもおしゃれセンスがゼロに等しい筆者にファッションセンスを語る資格はないのであった。
「お待たせ! ワクワクメールで約束していたショーイチです」
「あ、やいこです。今日はよろしくお願いします」
ペコっと頭を下げるやいこチャン。このように出会ってすぐに頭を垂れることができる娘は、ほとんどの場合アタリである。育ちの良さゆえか、こちらの要求にあまり嫌な顔をせずに応じてくれることが多いのだ。
途端に気を良くした筆者トコショー。ここまでは小声で会話していたのだが、少しボリュームを上げて周りの人に聞こえるくらいの声で「じゃ、行こうか!」と告げた。そして、彼女の腰にそっと手をまわしながらホテル街へと向かったのである。
歩きながら世間話を開始。
「ね、やいこチャン。俺の他にもたくさんメール来てたでしょ?」
「あ、はい。ショーイチさんからメール来る前に二人の人からメールもらってました」
「え? じゃあ俺を入れて3人だけ?」
「はい。ショーイチさんに返事したあと、掲示板の書き込みを停止しましたから」
「あぁ、なるほどね。放っておくといくらでもメール来ちゃいそうだものね」
「はい。そうみたいですね」
「やいこチャンはよくワクワクとかで遊んでるの?」
「先月友達に聞いてからなので、まだ1カ月くらいですかね」
「こうやって会うのは俺で何人目?」
「えーっと……」
「あ、答えたくなかったら無理しないでね」
「いえ、お会いしたのは3人ですけどホテルに行くのはショーイチさんで二人目です」
「あぁ、そうなんだ。そのうちの1人は会って逃げた感じ?」
「そのぉ、ちょっと怖そうな人だったんでその場でゴメンナサイしちゃいました」
「うん。それで良かったと思うよ。ホテルに入って二人っきりになってからじゃ遅いもんね」
などとおしゃべりしている間にホテルに到着。この時筆者が選んだホテルは、休憩3,980円のお手頃価格のところ。ここ最近ちょっと遊びすぎでフトコロが寂しげなので仕方あるまい。浴室がそう広くないので、別々にシャワーを浴びてからの開戦となった。