「美脚推し」で長澤まさみを猛追する前田敦子のフェミニンな色香

maedaatuko0415.jpg※画像:前田敦子

 香取慎吾主演で、前田敦子がAKB48卒業後初めてレギュラー出演している、フジテレビ系列の連ドラ『幽かな彼女』。初回視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずまずのスタートを切った。

 事なかれ主義のやる気のない教師である香取と、彼の家に憑いている前向きな元教師の地縛霊・杏との関係を通して描かれる学園モノの同作。前田は香取の同僚の教師役で、生徒に人気がある優しい教師だが、実は性格に裏表があり、香取以上にやる気がなく転職を考えている冷めたイマドキ女性を演じている。映画『苦役列車』で女優としての評価も高めた前田が、どのような演技を見せるかというのも話題のひとつであったが、その演技以上に話題となったのが、彼女のキワどい衣装だった。実際の教師にはありえないような、かなり短めのショートパンツやミニスカートで大胆に美脚を露出しているのである。

「現在、美脚が印象的な女優といえば、今クール『35歳の高校生』(日本テレビ系)でも美脚を披露している米倉涼子。大ヒットした『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)でもパンツが見えるか見えないかスレスレの超ミニスカートで破天荒な外科医を演じ、美脚女優の代名詞的存在です。一方で若手なら断トツで長澤まさみ。彼女もドラマで長く美しい脚を惜しみなく披露して、ジリ貧女優から脱却した。その長澤に前田は挑戦状を叩きつけた形です。彼女もダンスで鍛えていただけあって、脚の形は非常に綺麗。特にふくらはぎから太ももにかけての筋肉の付き方がよくて、ラインが美しいのです」(芸能ライター)

 米倉には強烈な個性があり、長澤はボーイッシュな魅力とユルい可愛らしさを兼ね備えている。そして前田は明るいアイドルのイメージから脱皮し、フェミニンな色気を増している最中で、まさに三者三様。三つ巴の美脚争いが繰り広げられていると言えそうだ。前田の推す美脚をこう評価する声もある。

「最近は美脚というと健康的であるとか、さわやかであるとか、健全さや芯の強さを引き立てるものとイメージして演出されることが多いのですが、前田さんの脚はそれらとは逆で“フェロモン美脚”。女性らしさに加えて、エロスを意識させる極上の美脚ですね。スタイルの良さはAKBでも定評がありましたが、脚だけならセクシーさでも壇蜜を越えるかもしれません」(美脚系風俗店店長)

 AKB時代も、モデルである篠田麻里子や小嶋陽菜を後ろに従えても見劣りすることのないプロポーションで、前田のスタイルのバランスの良さは評判だった。このドラマでは自慢の美脚を存分に解放することができ、本人もまんざらではないかもしれない。そんな前田に触発されたわけでもないだろうが、やはり卒業を表明している河西智美は出演中のドラマ『めしばな刑事タチバナ』(テレビ東京系)で、婦警コスチュームでフェロモンムンムンの白脚を見せつけ、清純派で売ってきていた柏木由紀も、新番組『サタデーナイトチャイルドマシーン』(日本テレビ系)で網タイツを履いた脚を組みながらセクシーに朗読をするシーンを演じている。

 突如盛り上がりを見せている美脚ブーム。女優と言えども堀北真希や武井咲は「脚には自信がない」のか露出を控える傾向にあるが、前田はこの武器を生かして彼女たちを超える躍進を遂げることができるだろうか。
(文=潜水亭沈没)

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