女子会で、自分のセックスをネタにされないための方法

girlsparty0409.jpg※イメージ画像 photo by Rasidel Slika from flickr

 昨年、『ペニスサイズも性的嗜好も全て筒抜け!? カノジョの女友達には絶対会ってはいけない!』という記事で、オンナとは、自分がヤッたセックスの内容を、女友達に洗いざらい喋ってしまう生き物だということをご紹介させていただいた(※)。
(※https://www.menscyzo.com/2012/06/post_4128.html
 この事実に震えあがった男性も少なくないだろうが、ペニスサイズや性的嗜好などを、女子会やらガールズトークやらでネタにされない方法はないものか、考えてみよう。

 まず、単刀直入に「女友達に吹聴しないでくれ」と口止めする方法。ストレートでわかりやすいが、いささか男らしさに欠ける。そのうえ、「私をおしゃべりなオンナだと思っているの!?」と逆ギレされる危険性もある。セックス中に女性を怒らせるのはなんとしてでも避けたい。「疑われるくらいならヤラない!」と、股を閉じてしまうかもしれないからだ。逆ギレせずとも、「言うわけないじゃん」とテキトーに流す女性がほとんどだろう。

 では、女子会のネタにならないような、無難なセックスに徹するのはどうだろうか? キスも無難に、ボディタッチも無難に、ピストン運動も無難に…これではいっこうに興奮できない。そもそも、無難なセックスの定義がわからない。

 むしろ、女子会でネタにされないためには無難なセックスの真逆…「突拍子もない振舞い」を1つ混ぜ込むことをお薦めする。にわかには信じられないかもしれないが、根拠は以下の通り。

 先日、筆者が出席した女子会でのこと。参加女性のうち1人が、数日前に肉体関係を持った相手男性の話題を持ち出したのだが、終始「普段はメガネをかけていないのに、セックスの時だけメガネをかけた」という部分のみが語られた。ペニスサイズや性的嗜好、テクニックにはいっさい触れず、メガネ話のみ! 聞き手側も、メガネ話のみに興味を示し、ペニスサイズや性的嗜好、テクニックに関して質問した者は皆無だった。

 どうやら女性のおしゃべりとは、ネタとして特化した箇所が1点あれば、そこに話題が集中し、他の部分はクローズアップされないようだ。反対に無難なセックスだと、女性たちはトークが盛り上がるポイントを見出せず、喋り手は「とりあえず」全部喋る。聞き手も、盛り上がるポイントを探すべく、あれやこれやと質問する。そうなるよりも、ネタとして特化した突拍子もない振舞い1点を混ぜ込んだほうが、全てを語られずに済むのだ。

 肝心の、「ネタとして特化した突拍子もない振舞い」について考えてみよう。前述の、普段はメガネをかけないが、セックス時だけかけるというのは、メガネを所有している男性でなければ実践できないのが残念なところ。そこで一般女性から、「ネタとして特化した突拍子もない振舞い」の候補を募ってみた。

■女性器の呼称
 ほとんどの男性は、セックス時に女性器を表現する際、「まんこ」「おまんこ」「あそこ」などいうものだ。「まんこ濡れているよ」「おまんこ気持ちいい?」「アソコ見せて」など。これを、ウケ狙いではなく、平然と「ヴァギナ」と言う男性のエピソードが、過去の女子会トークで盛り上がったという証言を得ることが出来た。確かに、セックスハウツー本では「ヴァギナ」という呼称が使われているが、セックス中のトークで「ヴァギナ」と言われると、なんともいえない違和感がある。女子会トークでもさぞや盛り上がるであろう。この1点で盛り上がれば、ペニスサイズや皮について、早漏か遅漏かなどについては語られずに済む。

■帽子
 ファッションアイテムの1つとして重宝されている帽子。寝グセ隠しにもひと役買ってくれるが、問題は長時間被り続けていると、髪の毛がぺったんこになってしまうことだ。そういった理由で、セックス中に意地でも帽子をとらない男性のエピソードも寄せられた。着衣のままのアオカンセックスなら帽子を被ったままでも違和感はない。しかし室内の通常セックスで、首から下は全裸でありながら帽子を被っている姿は明らかに可笑しい。女子会トークで盛り上がること間違いなしである。

■鼻歌
 ピストン運動のさいちゅうに鼻歌を口ずさむ男性も存在したとのこと。ムードを盛り上げるためのラブソングだったのか、ピストンの速度にあわせたアップテンポの曲だったのか定かではないが、これまた女子会で盛り上がりそうなネタである。ポイントは、あくまでも鼻歌レベルということだろう。これが熱唱となると、セックスに集中していないと、相手女性を不機嫌にさせる危険性がある。

 女子会で、ペニスサイズや性的嗜好に関して晒されたくない人は、上記のような突拍子もない振舞いを1点混ぜ込んでは如何だろうか。
(文=菊池 美佳子)

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