ファン悲痛のテレ東・大江麻理子のNY転勤は「一発逆転の大栄転」

ooemari0208.jpg※イメージ画像:『女子アナクッキング 教えて!料理のアナ
とツボ Vol.2』
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 テレビ東京の看板アナウンサー・大江麻理子(34)が、4月から同社のニューヨーク支局に転勤することが発表された。大江アナは番組のブログで「長年担当し、大切に思っている番組を離れるのはとてもつらいことでしたが、新しい環境に身を置く機会をいただきありがたく思っています」などと胸中を綴っている。

 大江アナは同局の『モヤモヤさまぁ~ず2』『出没!アド街ック天国』などの人気番組を担当していたが、転勤によって全て降板。ニューヨーク転勤後は報道局付けになり、月曜から金曜まで朝の報道番組『ニュースモーニングサテライト』の現地キャスターとして取材活動などを行う予定だ。

 彼女はテレ東きっての人気アナであり、昨年オリコンが発表した「好きなアナウンサーランキング」でもフジテレビの加藤綾子アナに次ぐ2位にランクイン。『モヤモヤさまぁ~ず2』でのさまぁ~ずとの絶妙な掛け合いを毎週楽しみにしていた視聴者も多く、今回の人事異動にネット上のファンの間では「寂しい…モヤさま、どうなってしまうの」「大江がモヤさまとアド街からいなくなることが今年最大の悲劇」「大江さんのいないモヤさまなんて…」などと悲痛な叫びが飛び交っている。

 しかし、今回の異動は大江アナにとって決して悲観的な話ではないようだ。

「バラエティーでは天然ぶりを発揮していた大江アナですが、昨年12月の総選挙の特番ではジャーナリスト・池上彰氏と共に司会を務め好評を得ました。彼女はフェリス女学院卒の才女であり、在学中に中国・北京に留学もしています。テレ東の島田昌幸社長のお気に入りでもあり、局としてはバラエティー色を消して報道の中心になる正統派の看板アナに育てたいようです。ニューヨーク転勤でハクをつけ、1~2年後に日本に戻ってきた後は、テレ東の看板番組である『ワールドビジネスサテライト』で小谷真生子キャスターの後任に起用されるのが既定路線です」(テレビ局関係者)

 小谷キャスターの降板は以前からささやかれており、その後任をめぐって大江アナ、テレ東の報道の顔といわれる佐々木明子アナ(43)、現在同番組で経済リポーターを務めている森本智子アナ(35)の三つ巴の次期キャスター争いが繰り広げられているといわれていた。だが、局の期待の程がうかがえる今回の転勤によって大江アナが一歩リードしたという見方が強まっている。

「先月、スポーツからバラエティーまで幅広くこなしていた同局の人気アナ・大橋未歩(34)が脳梗塞で倒れ、休養を発表しました。昨年のロンドン五輪のキャスターも務めた看板アナであり、テレ東にとっては大きいダメージ。本来なら大江アナに穴を埋めてもらいたいところでしょう。しかし、テレ東は社長の意向もあり、苦しい時期にもかかわらず大江アナをニューヨークに送りだすことを決めた。もはや彼女は若者に人気のある使い勝手のいいアナウンサーというだけでなく、将来的に局を背負う存在として認められているといえます」(前同)

 大江アナが日本から姿を消してしまうのは寂しいが、ファンならば彼女の将来を思って“栄転”として祝うべきなのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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