引退ギリギリ? 表舞台を退いたトップグラドルたちの今

20121026shiratori.jpg※イメージ画像:白鳥百合子『face~キリッと白鳥 まったり百合子~』リバプール

 人気ヒップホップグループ・RIP SLYMEのメンバーであるPESが、元グラドルと結婚を前提に同棲していると報じられ、ネット上で話題となった。お相手は「すほうれいこ」の芸名で活躍した三谷麗子さん(30)だと見られている。デビュー翌年の2000年に「フジテレビビジュアルクイーン」に選ばれた彼女は、以後はグラビアやCM、ドラマなどで活躍。だが、一昨年に突如として引退を発表し、アパレルブランド「snidel」「gellato pique」のプレス担当に転職した。

 久々に名前が取りざたされたのが人気ミュージシャンとの交際報道だったというのは驚きだが、すほうに限らず、いつの間にか表舞台から遠ざかったトップグラドルたちは多い。

 モデルや女優としても活動していたグラドルの白鳥百合子(29)は、B88・W56・H84のパーフェクトボディで絶大な人気を誇っていたが、07年にヒロインとして出演していた特撮ヒーロー番組『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)の降板を機に体調不良で芸能活動を休止。一説には活動方針をめぐって所属事務所と衝突したことが原因ともいわれており、翌年2月に事務所からの離脱を発表した。以後は表舞台から完全に遠ざかり、引退報道まで飛び出したが、彼女は引退を否定した。その後、宮城ローカルのテレビ番組で復帰を果たしたが、それ以外の活動はなく番組も09年に降板。現在、実質的な活動は公式ブログのみとなっており、そのブログも今年6月を最後に更新が途絶えている。

 沢尻エリカ(26)や紗栄子(25)、川村ゆきえ(26)らを輩出した「週刊ヤングジャンプ」(集英社)の「制コレ」で05年に準グランプリを獲得した福留佑子(23)は、均整のとれたスレンダーボディで支持を集め、多数の雑誌グラビアで活躍。だがトップグラドルへの階段を昇りはじめた矢先の07年、自身のラジオ番組で芸能活動の休止を発表した。約2年という短い活動期間ではあったが根強いファンが多く、いまだに復活を望む声は絶えない。

 「制コレ」組では、本格派女優に転身した平田薫(22)が来年2月公開予定の主演映画『自縄自縛の私』で全裸拘束濡れ場を披露し、高校時代に水着グラビアで活躍した板垣あずさ(23)がAV女優に転身(現在はAVを引退)するなどセクシー路線に進む者も多い。

 手足がスラリとした超絶スタイルで人気だった長崎莉奈(25)は、05年にデビューしてから週刊誌の表紙やグラビアを席捲し、芸能誌の「U-19アイドル人気ランキング」で2年連続の1位を獲得するなど活躍。近年はメディア露出が減少しているが、モデルや女優業を中心に活動しており、酒井法子(41)の復帰舞台『碧空の狂詩曲 ~お市の方外伝~』にも出演予定だ。

 地味ながら活動を続けているグラドルもいるが、すでに引退している者も少なくない。08年の「セイコレ☆ジャパン」でファイナリストになった石井香織(22)は、その愛くるしいルックスと絶妙の妖艶さで熱狂的ファンに支持されていたが、2010年6月に突如引退を発表。理由は明言されなかったが、一部ではインディーズバンドのメンバーと出来ちゃった結婚をしたともささやかれている。目鼻立ちのくっきりした正統派美人として人気を博した石井めぐる(25)は、03年にデビューし85センチFカップの巨乳を武器にグラビアで活躍。女優としてドラマや映画にも進出し、09年に水着を卒業するが、以後は表舞台から消えてしまった。09年から実質的に休業状態で一般の仕事に就いており、2010年末に引退と結婚を発表している。

 女優への転身、結婚・引退、AV進出と、さまざまな人生を送っている彼女たち。どんな道を選んだとしても、彼女たちが幸せになってくれることを願いたい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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