前田敦子、仮免許試験一発合格! しかし仕事は自暴自棄状態に?

maak1890.jpg※イメージ画像:本試験も頑張って!(C)AKS

 AKB48を卒業後、女優として本格的に活動開始した前田敦子。9月20日に東京都内で開かれた第25回東京国際映画祭の開催概要記者会見に同イベントの広報大使として登場した前田は、司会者の「どんな女優になりたいですか」との質問に、「素敵なスタートラインに立たせてもらっているので、どんな役にでも挑戦したいですし、求められる女優さんになりたいです」と話した。10月20~28日の間に開催される映画祭の期間中、前田はアンバサダーとして国内外の俳優と交流予定で、「とても楽しみ」だとコメント。10月1日には、渡哲也と共演した特別報道ドラマ『強行帰国 忘れ去られた花嫁たち』(TBS系)も放送予定。渡は前田について「聡明で素晴らしい」「演技は十分にできます、本当に頭がいい」と絶賛。彼女の演技力に太鼓判を押した。

 だがこうした順調な女優活動の一方で、記憶に新しいのは「週刊文春」(文藝春秋)に泥酔し号泣する姿を撮られた「ケツ出し合コン事件」だ。AKBの大島優子、仲川遥香と共に、俳優の佐藤健ら男性3名と個室カラオケで飲み会を開き、泥酔した前田は佐藤にすがりついて号泣していたという。これを男女関係のもつれと捉えるか、単純に酔っぱらって酒癖の悪さが露呈したものと捉えるかは人それぞれだが、いずれにしろ「清純派」のイメージに傷がついてしまったことは否めない。

 報道後も淡々と仕事をこなしている前田だが、「完全終了w」と心ない中傷スレッドも頻繁に立っている。最近では、彼女がレギュラー出演している関東ローカル番組『AKB自動車部』(フジテレビ系)でのスッピン眼鏡姿をキャプチャし、「スッピンだと顔面が宮川大輔」と揶揄する声まで。だが、まったく話題にならなかったが、7月から彼女はこの番組で「どスッピン」を晒し続けていた。

「最初にスッピンで出たときは、本人も『やばい、やばくないですか? 本気のすっぴんですよぉ~』なんて言っていましたけど、もうすっかり慣れて。この番組は、他の番組収録やイベントなどの仕事が終わって、帰宅してから車の中でコメントを録ったり、出勤前の早朝に話を聞いたりしているので、必然的にスッピンになるんでしょうね。眉毛も書いていないのはさすがに衝撃的でしたが、すぐに慣れました。それに眉毛さえあれば、目はくっきり二重だし口元はマスクで覆っているしで、全然普段と変わりませんよ」(AKBファン)

 今年1月に前田が成人式記者会見で「普通自動車の運転免許を取得したい」と発言したことから、彼女の免許取得過程を密着放送するためにスタートした『AKB自動車部』。人見知りと言われる前田だが、番組スタッフとは4月から頻繁に会ううちにすっかり打ち解けた様子。彼女の飾らない素顔を見ることができる貴重な番組でもある。そして22日の放送で、前田が「仮免許」取得のための学科試験に一発合格したことが明らかにされた。多忙を極める中、移動車の車内で必死に試験勉強を重ねてきたという前田。ひとまず努力が実ったと言えよう。

 こうした努力家の側面もあり、かつ女優活動には積極的に取り組む意思を見せている前田だが、一部では「AKBも所属事務所も辞めて独立したい」と周囲に漏らしていたとのウワサが飛び交っている。

「AKBのことはできればもう触れられたくないそうです。黒歴史とまでは言いませんけど……(苦笑)。『歌うのも踊るのも好きじゃない』としょっちゅうこぼしていましたし、集団行動も得意ではなかった。今の事務所の売り方だと、まだまだ“元AKB”の冠を外してもらえないと焦っているようです。でも今の彼女は“元AKBのエース”だから価値があるのであって、まだ女優として求められる存在にはなっていないんですよね。それなのに本人はちょっと“カン違い”していると思います。また、『文春』報道でちょっと疑心暗鬼になっているところもあり、このままだと自暴自棄で何をしでかすか分からない、とも言われています。悪い子ではないですし、与えられた仕事はきちんとこなせるので、少し冷静になってほしいですね」(AKB関係者)

 アイドルから脱皮し、女優としての道を歩き始めたばかりの前田。同世代には10代から演技力を磨いてきた実力派女優や、前田以上の美貌を武器に活躍する女優たちがひしめいているが、弱肉強食の芸能界で「エース」の座に就けるか。撮影現場でのワガママぶりが聞こえてくることの多い前田だが、支えてくれるスタッフや仕事相手に感謝してこそ評判が評判を呼び、「いい女優」「また使いたい」との声も増えてくるというもの。独立を急ぐより、目の前の仕事をきっちりこなすことが重要だろう。

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