紅白歌合戦の目玉は「ももクロ」に決定!? 紅白が「アイドル祭」になる日

momokuro0815.jpg※イメージ画像:『Z伝説~終わりなき革命~』キングレコード

 猛暑が続く夏真っ只中であるが、早くも年末の「NHK紅白歌合戦」の目玉候補が決まりつつある。事務所や関係者とのトラブルというお家騒動が勃発した小林幸子と美川憲一の当落に注目が集まっているが、どちらも出場しても新鮮味はない。

 そんな中、ニューカマーとして最も出場当落が注目されているのは5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」(通称ももクロ)。今月5日に開催した西武ドーム公演で3万7,000人の観客を集めた人気もさることながら、Eテレの「青山ワンセグ開発」の司会にも抜擢されており、貢献度も申し分ないところまできている。

 ももクロといえば、結成当初から「紅白出場」を目標にしており、大ブレイクした今年は夢を成し遂げる絶好の機会。ネット上でも、ももクロの紅白出場の可能性について盛んに議論されており、以下のような声が上がっている。

「人気はここが頂点かもしれないし、今年出れなかったら永遠に出れないだろ」

「問題があるとすれば、ライブ動員に比べて一般知名度が低いこと。出演番組の視聴率が低かったし、CDもそんなに売れてない」

「口パクなしのももクロは紅白にピッタリだと思う。絶対に見たい」

 不安点として挙げられた一般知名度は、ももクロの唯一の弱点といえる。6月3日にゲスト出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)が番組史上最低となる8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という異例の低視聴率を記録。他のゲスト出演番組も軒並み不振となっている。

「ももクロの今後としては、驚異的なライブ動員力をメディア人気にもつなげることができるかが今後のカギ。とはいえ、NHKはももクロの起用に前向きで紅白出演はほぼ内定している状態です。NHKへの貢献度とメディア人気の向上に気を使っていれば、間違いなく出演できるでしょう。紅白出場によって知名度が上がれば、一人勝ちしているAKB48の背中も見えてくるのでは」(テレビ関係者)

 NHKはBSプレミアムで「ゆび祭り~アイドル臨時総会~」を放送するなど、アイドル界の盛り上がりを積極的に紹介しようとしている。AKBはもちろん、今年はSKE48が単独で紅白に出演するという内定情報も流れており、韓流の少女時代なども含めてアイドル祭りになりそうな勢いだ。また、NHK総合の音楽番組「MUSIC JAPAN」の常連・きゃりーぱみゅぱみゅも紅白出演が内定しているといわれている。

 マンネリ続きで見どころがないと批判され、視聴率も低迷気味になっている紅白だが、アイドルファンにとっては大注目の展開になりそうだ。

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