エロ業界の鉄人・所沢ショーイチのハメ歴史 第79回

【ネットナンパ】ハズレ直後に望外のNN

tokosyo_120521.jpgIllustrate by ながおか

 このメンズサイゾーで出会い系の体験記を書き始めてからそろそろ2年が経とうとしている。この記事のせいか、最近仕事絡みの人によく言われることがある。「毎週のように遊んでいて、よくお金が尽きませんね」と。筆者としては散財しているつもりはコレっぽっちも無かったのだが、傍から見るとそう見えてしまうらしい。

 筆者が出会い系にハマる前は風俗遊びに命を賭けていた。月に数回ほど体験レポートや体験漫画の原作を書くために無料で風俗遊びを体験させてもらっていたのだが、それだけでは全然ヌき足りなかったのである。仕事以外のプライベートで、週に1回はピンサロでヌいてもらい、同じく週に1回はお気に入りのヘルス嬢を指名して遊び、同じく週に1回は新規開拓とばかりに新しくオープンしたお店や裏風俗店に潜入し、月に1度くらい奮発してソープランドで本番して……。こんな具合で遊びまくっていた。稼ぎの8割位はこうした風俗遊びで消えていたのである。名誉もいらないし物欲もない、ただ性欲だけが突出し過ぎていたのである。

 だが、出会い系遊びの面白さに目覚めてからというもの、めっきり風俗店で遊ぶ機会が減ってしまった。結果的に女遊びに費やす金額は減っているくらいなのだ。その分を貯蓄に回すのが理想的なのだが、似非江戸っ子を気取る筆者は“宵越しの金なんて持っていられるか!”とばかりに飲み食いで豪遊しがち。それゆえ、ここ数年で体重が10キロ以上も増えてしまったほどだ。

 そんなワケで腰回りのぜい肉が年齢相応についてきてしまっているが、性欲だけは衰える気配が一切ないトコショーであった。

 ある日、いつものように出会える系サイトでアポ取りに成功して、20代後半の女性と池袋で待ち合わせすることになった。割り切り交際目当ての女性だったのだが、実に事務的で愛想もなく面白味に欠けるデートとなってしまったのである。思いっきりハズレなら記事にしようもあるのだが、特筆すべき事柄も起こらず淡々と終わった形だ。

 その女性とホテルの前で別れ、駅に向かっている最中にフと思いついて筆者愛用の出会える系サイト【わくわくメール】を覗いてみた。

 
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大塚にいます 
 
これからお願いありで遊んでくださるかたいませんか?
エッチなことが大好きなので、楽しんでもらえると思います(ハート) 
 
人見知りとかもしないほうなので気になった方はメール下さーい! 
 
書込み日時:5/1* 22:10
受付メール数:1/15 
 
♀マチコ
20代半ば
150~154cm
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 不完全燃焼だった筆者はこの書き込みに飛びついてしまった。

 
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こんばんは。都内の会社員ショーイチ35歳です。
いま池袋にいるので、大塚なら10分とかからず行けます! 
 
受け身のエッチが好きなノーマルタイプです。 
 
マチコさんの書き込みを見て、ぜひ楽しく会いたいと思いました。
よかったら詳しい希望とか条件を教えてくれませんか?
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 こんなメールをサクっと送信。“受け身のエッチが好き”とアピールしたのは、このマチコなる女性が風俗嬢崩れと予想したからである。その日あまり稼げなかったデリヘル嬢などがこうしたサイトで相手を募るのはよくあることなのだ。それに、大塚は隠れた風俗密集地帯でもある。過去に出会える系サイト経由で大塚待ち合わせをしたことが何度かあるが、8割以上の確率で風俗嬢だったという経験もある。

 それゆえ、“受け身のエッチが好き”というのは風俗嬢には響くハズだ。案の定スグに返信が届き、数回のメール交換で条件を確認した後に待ち合わせの約束が成立したのである。

 
 マチコちゃんの指定したファストフード店の前で待っていると、約束の時間から3分ほど経過したあたりで背後から声をかけられた。

 
「こんばんはぁ、サイトで約束したショーイチさんですか?」

 
 振り向くとそこには、女優の和久井映見をショートカットにした感じの清楚系女性が立っていた。体型は身長150センチ後半で体重は52、3キロって感じか。ほどよいムッチリ加減で筆者の大好物そうなバディだ。

 
「あ、マチコちゃんだよね。そう、ショーイチです。今日はよろしくね」 
 
「こちらこそ、よろしくお願いします」

 
 ここで筆者は更にウブな男性を演じることにした。

 
「いや、じつはこういう遊びになれてなくって、大塚に来たのも初めてなんだ」 
 
「えー、そうなんですか!?」 
 
「うん、だからホテルの場所とかもよくわかんないだけど……」 
 
「あ、じゃあ私の知ってるところでいいですか?」 
 
「もちろん! お任せするよ」

 
 こうしてマチコちゃんのリードでホテルに向かうことになった。他愛のないお喋りをしながらホテルに到着。そのホテルは筆者が大塚待ち合わせの際に女性がよく勧めてくるホテルで、すでに数回ほど利用経験のある所だった。

 清楚な顔してるけど、このホテルを使うということはやはり風俗嬢なのだろう。もしくは援デリ嬢という可能性もあるが、もうここまできたらそんなの関係ない! そこに穴があるから入れるだけなのである!!

 さきほどの池袋デートで面白味に欠けるデートをしてきたので、部屋に入るなりマチコちゃんに提案してみた。

 
「ね、ね、せっかくだから一緒にシャワー浴びたいな」

 
 全然受け身じゃないし、なにゆえ“せっかく”なのかも意味不明。ただ勢いだけでそう提案してみた。すると、すんなりOKの返事が貰えてしまった。いやぁ、物は試し、言ってみるものだなぁ。

 先に一人で浴室に入りシャワーの温度を調整しているとマチコちゃんが全裸でやってきた。

 
パチクリ。

 
 我が目を疑ってしまった。むっちり体型と想像していたが、見事に想像を裏切られてしまった。ウエストはくびれていて、全然むっちり体型ではなかったのだ。そして、片方の乳房がマチコちゃんの頭部と同じくらいの大きさを誇る巨乳だったのである! その重さゆえ多少垂れ気味なのは致し方あるまい。色白の肌にほんのり桜色の乳輪と乳首。実り過ぎたメロンを彷彿とさせる張りのあるオッパイ!

 「シ、シャワーの前にオッパイ舐めさせて。」と言うや否や、マチコちゃんの返答を待たずにおっぱいにむしゃぶりつく筆者。ほのかに香る汗とメスの匂い。筆者の口内でみるみる固くなっていく乳首ちゃん。すでに筆者の肉棒はギンギンにいきり立っていた。

 マチコちゃんはオッパイを吸われながらも手を筆者の肉棒に添えて優しくシゴきだしてきたのである。コレはたまらん!

 「ね、どうせならこのオッパイで挟んでほしいな」と調子にのってリクエストする筆者。するとマチコちゃんはボディソープを筆者の肉棒と己のオッパイに塗って泡だてて跪いてきた。慣れたものである。無言で筆者は肉棒を差し出し、マチコちゃんも無言で挟みこむ。

 ゆっくりとオッパイの肉を上下に動かすマチコちゃん。筆者も彼女の呼吸に合わせて腰を突きだす。

 
ふぅ。

 
 池袋のしょっぱいSEXから数十分と経っていないのにアッサリとパイズリで発射。あまりの気持ちよさで発射したにもかかわらず肉棒は硬いままだ。その元気っぷりに驚くマチコちゃん。

 「いやぁ、久しぶりのエッチなんですごく溜まってたんだ。」と大嘘ついてその場を取り繕う筆者であった。

 その後ベッドで本格開戦。メールでアピールしたように受身にまわる筆者。キス、乳首なめ、フェラチオと筆者の肉体を蹂躙するマチコちゃん。

 場を盛り上げようとマチコちゃんの愛撫に「ア、あン!」と声を出して感じてあげると、さらに彼女の愛撫に熱がこもってきた。触られ、吸われ、舐められ、甘噛みされ、いたぶられ……、愚息はいまにも泣き出さんほどに。辛抱たまらなくなり、「マ、マチコちゃん、もう入れたいよ!」と告げる筆者。フフフと笑いながら「じゃあ、入れさせてあげるネ!」と騎乗位で挿入を開始しようとしてきた。

 
“って、生かよ!!”

 
 そうするのが当たり前とばかりになんの躊躇もなく導きいれようとするマチコちゃん。

 「え! ゴムは?」そう問うと。

 「あ、ゴムしたいですか?」とキョトンととした顔で答えるマチコちゃん。

 「いや、だ、大丈夫だよ。」まさか断るわけにもいかない。望外の生挿入に驚くやら嬉しいやら。

 
ふぅ。

 
 ピルを飲んでいるから中で出していいよ、とのことだったので遠慮なく濃厚汁を彼女の子宮に注ぎ込む。これぞ生中出し、俗に言う【NN】ってやつだ。NNとは、ナマ(Nama)中出し(Nakadashi)の略である。ちなみに【NS】という略称には注意が必要。ノー(No)スキン(Skin)の略称で生挿入なおかつ中出しOKの意味で使われる場合と、ナマ(Nama)外出し(Sotodashi)の略称として使われる場合もあるからだ。

 本日3発目の発射だったが、一番量が出たのではと思われるくらい射精感が長く持続した。嗚呼、生きているって素晴らしい!!

 帰り際、マチコちゃんのほうからメールアドレスの交換を提案してきた。大喜びで交換に応じ、次も大塚で待ち合わせしてデートすることを約束した。

 ホテルを出ると、「じゃ、私こっちのほうに用事があるから。」と言って駅と反対の方に去っていくマチコちゃん。エッチの最中はすっかり忘れていたが、やはり風俗嬢なんだろうなぁ。ま、気持ちよかったから問題ナッシング。今回は受身ばかりだったが、次回はもうちょいアグレッシブに攻めてあの巨乳を思う存分味わいたいものだ。

 それにしても、池袋でしょっぱいデートをしたおかげでこんな美味しい思いを味わえるとは。転んでもただでは起きない自分のスケベ心に感謝しきりである。
(文=所沢ショーイチ)

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