コンドーム騒動の恨み!? 夏目三久、日テレ復帰決裂か

ginger_natume0315.jpg※イメージ画像:『GINGER 2012年 02月号』/幻冬舎

 『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)のレギュラーがようやく板についてきた感のあるフリーアナウンサー・夏目三久。2009年夏に「コンドーム写真流出騒動」がきっかけで番組を降ろされたのち、昨年1月に日本テレビを退社して初のレギュラーである。当初こそぎこちなさが拭えなかったが、番組がスタートして1カ月ほどを経過してからは慣れてきたのか、共演者の有吉弘行に対し『有吉さん、ムカつく』と発言するなど、くだけたやり取りも増え始め、徐々にレギュラー3名の”空気感”が出来上がっていったように見える。

 そんな夏目に対し、各局からオファーが舞い込んでいるというのは昨年にも報じた通りだが、3月29日号の「週刊実話」(日本ジャーナル出版)が、日テレからのオファーを夏目が断ったことを報じている。

 記事によれば、日テレは夏目に『超再現ミステリー』(火曜21時~)、『アメカン』(木曜19時~)2番組の出演を打診していたが「自分の技量はまだまだ。ゴールデン帯に出演できる器ではない」と辞退する電話が番組プロデューサーにかかってきたという。現在、深夜帯に1つのレギュラーのみという夏目へゴールデン帯の番組オファーであるから、断られるはずはないと日テレサイドはタカをくくっていたともいわれている。

 『マツコ&有吉の怒り新党』の視聴者リサーチからは、夏目の潜在視聴率は非常に高く、日テレの他にも、TBSやフジテレビが争奪戦を繰り広げているという。もはや売れっ子となりつつある夏目だが、日テレの打診を断った理由については、件の”コンドーム騒動”が未だに尾を引いているようなのだ。当時、アナウンス部内でのイジメばかりか、部長や取締役からも人格を否定されるような暴言を吐かれたことを未だに恨んでいるのではないか、とされている。

 夏目はフリーアナウンサーという不安定なワークスタイルでありながら、それほど金に困っていないという特殊な状況にある。父親が創業した、ブログやSNS、掲示板等の投稿監視業務を行う会社「イー・ガーディアン」の大量の株を、創業者一族ということで保有しているのだ。現在は株価を落としているものの、一時はこの資産が単純計算で1億円超とされた。また実家も、祖父が運送業を興していたり、かなりの資産家として有名だ。となれば、夏目が恨みの残っている古巣からの仕事を受けなければならないという台所事情でもない。しかし……、

「夏目は”コンドーム騒動”さえなければ今の高島彩のように、バラエティだけでなく報道番組も、そしてCMにも多数出演できるほどの資質の持ち主だったと思います。CMはイメージも大切ですが、アナウンサーとしての活躍が評価されてこそオファーが来るものです。また視聴者は、夏目が日テレの番組に起用されて初めて、例の騒動が終結したと見なすでしょうし、世間的に禊を済ませたと示すことができるのではないでしょうか」(芸能ライター)

 今回の日テレオファーを辞退した背景には恨みだけでなく、あくせくする必要がないこともあるだろうと推察されるが、その”禊”をすませたときに、夏目はさらなる飛躍を遂げることができるのかもしれない。

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