『踊る大捜査線』出演を「承知しました」!? あの女優に仰天オファーか?

※イメージ画像:『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』
ポニーキャニオン

 1997年に織田裕二が主演し、一世を風靡した刑事ドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)。ドラマが終了してからも、劇場版やスピンオフ作品が制作されていたが、今年の9月に映画『踊る大捜査線 THE FINAL』が公開され、ついに完結を迎える。

 この劇場版の公開を受けて、9月には平均視聴率25.9%を記録した『踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル』から約14年ぶりに、スペシャルドラマ『踊る大捜査線 THE TV SPECIAL』(フジテレビ系)が放送されることも発表された。

 今回のテレビスペシャルでは、『THE FINAL』の出演者の柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリアなどのレギュラーメンバーのほか、映画3作目『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』に登場した小栗旬、伊藤淳史、内田有紀、さらに国際結婚詐欺師役として、韓国の女優イ・ヘインらの登場が予定されている。

 気になるストーリーは、湾岸署刑事課強行犯係係長に昇進した青島と強行犯メンバーたちのもとに、湾岸署署長となった真下(ユースケ)から中国警察との国際交流として、研修で湾岸署に配属された刑事の結婚式が執り行われることが発表された。式は”本店のお偉方”や中国側の長官も出席するなど外交的な意味合いも含んでいるため、湾岸署あげてのイベントになるという。青島は幹事に立候補し式の準備に奮闘するが、そんな中、国際指名手配されている結婚詐欺師(イ)が来日したとの情報が湾岸署に入る、いうもの。劇場版はその1カ月後を描いているとあって、ファンには見逃せないものになっている。

 久々のドラマ版とあって期待の声もあがっていたが、ネット上では「ゴリ押しか」「このシリーズの大ファンだったからマジでやめてほしい」「もう見に行くのやめたわ」など、イ・ヘインの起用に否定的な意見も散見される。

 3作目がコケたといわれる『踊る大捜査線』劇場版シリーズもついに完結するため、万全を期したいとの思いもありテレビスペシャル制作に踏み切ったのだろうが、暗雲が立ちこめているようだ。そんな劇場版に、サプライズとして松嶋菜々子への犯人役のオファーが検討されている、と東スポが報じている。

 東スポによれば、ファイナルということで予想外の動きがあるかもしれないとし、その一環として松嶋の起用が検討されているという。『家政婦のミタ』(日本テレビ系)での感情を全く出さずに淡々と進める演技ぶりは、業界内でも犯人役をやらせたらはまるのでは、といった声も少なくないという。また、『ミタ』で人気が再浮上した松嶋に織田も興味を持っており、本人が直々にオファーする可能性もあるとしている。

「演じる側は、ヒット作でそのキャラクターのイメージが付くことを嫌います。有名なのは映画『007』シリーズのジェームズ・ボンドやボンドガールも、そのキャラクターのイメージが強すぎるとキャスティングされた側が断られることがありました。松嶋も『ミタ』の家政婦のイメージチェンジを図りたいと考え、さらに演技の幅を広げる意思があるなら、前向きに検討するのではないでしょうか」(芸能ライター)

 松嶋起用となれば、韓流女優をテレビスペシャルで起用したことなど、気にならないほどの注目を集めるだろう。出演が叶った際には、劇場版第1作で犯人役の小泉今日子が見せた狂気じみた演技を超えるものを期待したい。
(文=股介権三郎)

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犯人役も「承知しました」?

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