なぜ全部脱がない!? セミヌードビジネスのウラ事情

nonno0526_01.jpg※画像は「non・no2011年 07月号」/集英社より

 嵐の二宮和也(27)との熱愛騒動で話題の佐々木希(23)が、ファッション誌「non-no」7月号(集英社)の表紙でセミヌードを披露している。花束を持って胸を隠すポーズをしており、上半身裸であるように見せる狙いがハッキリとうかがえるセクシーショットだ。佐々木といえば、初主演映画『天使の恋』(2009年、寒竹ゆり監督)の劇中や宣伝ポスターでもセミヌードになっており、昨年7月には「an・an」(マガジンハウス)で真っ赤なブラとパンティーのみを身に付けた下着姿を披露した。

 女性誌でセミヌードになるタレントは増えており、1999年に神田うの(36)が「an・an」で脱いだのを皮切りに、吹石一恵(28)、米倉涼子(35)、高岡早紀(38)、観月ありさ(34)、磯山さやか(27)らがファッション誌などでセミヌードになっている。セミヌード企画に異常に力を入れている「an・an」では、今年2月に優木まおみ(31)の手ブラショットなどを掲載、4月にはAKB48の小嶋陽菜(23)がランジェリー姿になった。

 以前であればセミヌード=落ち目という印象が否めず、いずれはヘアヌードやAV転身などの道に進むのではないかと男性たちは期待していたものだ。だが、最近セミヌードになった女性タレントたちには落ち目の印象がなく、セミヌードに続いて全裸になるという流れもない。

「”女性向けヌード”という免罪符を得たことによって、昔に比べて女性タレントたちが脱ぎやすくなったのは確かです。もちろん、脱いで話題にしてくれるのは男性ファンがメインであることは周知の事実。ですが、同性に向けたヌードということにすればイメージを落とさずに話題作りができます。また、女性誌でスタイルの良さを強調することで、女性ファンの開拓につながる可能性もあるため、最近は各事務所がこぞってタレントの売り出しに女性誌を利用しています」(出版関係者)

 人気バラエティー『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の今年3月の放送では、岡本夏生(45)がギャラ4,000万円でAV出演のオファーがあったことを明かし、即座に断ったと語ったが、ヘアヌードなどのオファーも数多くあったという。 若いころからハイレグなどのセクシーショットを披露してきた岡本だが、「ヘアとバストトップは最後の切り札としてとってある」と発言し、まだ脱ぐつもりはないという意思を明かした。岡本のヌードやAVを今さら見たいかと言われると微妙ではあるが、岡本に限らずセクシーさを売りにしているタレントがフルヌードになることは意外と少ない。セミヌードになってしまったら、全部脱いでも大して変わらないのだから、思い切ってフルヌードになってほしいと思うのが男の心情だが……、

「チラ見せを続けてファンを引っ張っている女性タレントは、すべて脱いでしまったら終わりなのを知っていますからね。フルヌードは一時的な話題にはなりますが、すぐに落ち目になるのが定番のパターン。所属事務所もそのつもりですから、ほとんど全裸に近い格好まで見せたとしてもアンダーヘアやバストトップだけは死守します。そのため、セミヌードでは稼げなくなり、お金もなくなったころに全裸になる女性タレントが出てきますが、そのころには年齢的に『今さら脱がれても……』となる。逆に、何の前触れもなくフルヌード写真集を出版して大騒ぎになった宮沢りえ(38)や菅野美穂(33)のように、チラ見せで引っ張る必要のない人気や実力を持っているタレントの方が、フルヌードになっても芸能生命に支障が出ないため、脱ぎっぷりがいいですよ」(芸能関係者)

 確固たる芸を持たない女性タレントにとっては、ヘアと乳首は最後の財産であり、一度使ってしまったら後戻りできない最終兵器ということか。
(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

『宮地真緒デビュー10周年写真集「Decada」』

 
真緒ちゃんも見なくなったね……。

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