『girlish DEBUT』ほしの光莉

 永遠の少女と自称するほしのあきを彷彿とさせるロリエロ路線の新人がデビューした。その名も「ほしの光莉(ひかり)」。現在19歳の彼女は、あどけない表情の中に小悪魔な香りを漂わせるほしのあき同様、純粋なだけの美少女ではないミステリアスな雰囲気を持ち合わせている。

「私はエッチかと言うと『並』かと思います」

 冒頭のインタビューでこう答えた彼女。普通なら、こんな答えをする新人女優は「うぶ」を売りにしているわけだが、なんと彼女の場合は逆。うぶなりに懸命にエロい女になろうと励んでいるその姿こそが、たまらなく「うぶ」だったりする。初フェラのシーンで、実に可愛らしい素顔を見せてくれるのだ。

男優「明るいところで見たい?」
光莉「明るいところで見たい!」
男優「舐めたい?」
光莉「舐めたい!」

 一見するとただのおうむ返し。しかし、緊張をひた隠しにし、懸命に微笑みながら答える姿は、頭をガシガシ撫でて愛でたいほどの可愛さ! 怖いなら怖いと言えばいいのに、と微笑ましくなってしまう。初セックスの場面でも、彼女は何とか泣くまいと必死に羞恥心を噛み殺し、喘ぎ声を響かせていく。このままでは壊れてしまうのではないか? そんな危うさに、気づけば惹きこまれている。

 その後、初オナニー、初玩具、初濃厚セックスを体験し、その度に目にうっすら涙を浮かべて絶叫する彼女。なんと撮影後には「もっとエッチになって喜んで欲しい」と、ハメ撮りまでしてしまう。

 デビュー作は等身大の姿をお披露目するのがAV業界の定番となっているが、彼女の場合は等身大では満足できなかったのか、精一杯の背伸びを見せた。こういう子をほおっておけないタイプと言うんだろうな。でもどうしてここまでするのだろう? 彼女の本心は? 次から次へと疑問がわいてきて、早く次が見たいと気持ちが急いてしまう。本当にミステリアスな女の子だ。
(文=文月みほ)
Amazonで詳細を見る

◆メーカー:ワンズファクトリー◆品番:WFS-008◆時間:150分◆価格:2980円