ネット上でも騒がれていた範田紗々ちゃんの最新作が遂にリリースに。騒がれていた理由はタイトルの『最後の中出し痴漢地獄』の【最後の】の一文。これまで彼女は中出し痴漢地獄に出演した経験などなく、最後どころか最初のはず。ということはまさか引退!? そんな憶測が飛び交うものの、正式な発表はなく、全ては謎のままだった。
そしてようやく、本作がリリースされたことで詳細が明らかになった。もったいぶらずに書こう。たしかに彼女は引退する。その衝撃の告白は、なんと本作の特典映像の中で彼女の口から述べられる。
さて、突然の引退宣言の詳細をお伝えする前に、本編の紹介をしよう。タイトルから判るように痴漢中出しもので、これまでの痴漢作品と比べ、ハードさが数段増したコアな作品である。ドラマではなくシチュエーションもので、セーラー服姿の紗々ちゃんが通学バスの中で集団痴漢にあってしまう女子校生編。知的な紺スーツを着た彼女が、社内のエレベータの中でむさくるしいリーマン連中にぶっかけられてしまうOL編。さらに、おしゃれな洋服屋のフィッティングルームで襲われる私服編などなど、5つのシーンが用意されている。どのシーンも、このヤラれちゃってる女の子が超スーパーAVアイドルの範田紗々ちゃんだとは信じがたいほどに、容赦ない責めの横行。ぶっかけあり、集団嬲りあり、中出しありの悲痛な痴漢シーンが連発し、緊迫と興奮の入り混じった異様な空気感が痛いほどに伝わってくる。
しかし、なぜ引退宣言と共にリリースされた作品がこれだったのか? その理由が知りたくて紗々ちゃん本人に直接聞いたみた。
「実は前からやりたかったんですけど、実現できずにいた作品なんですよ。以前、初めて中出しものを撮った後に、紗々にこんなことをさせるな~っていうユーザーさんの声があったらしくて。大切に思って頂いてありがたいですよね。でも、実は私、痴漢もの大好きなんですよ~。琴乃ちゃんが、エレベーターで痴漢されてる作品を見た時に本当に羨ましくって、ヤリたいって言ってたんですね。それを今回叶えて頂いたんです。だから皆さん、心配しないで興奮しながら楽しんで下さいね!」
つまり、本作は願望が叶えれた作品ということだったのだ。そんな彼女の達成感は、先に述べた特典映像での衝撃の引退宣言の中でも知ることができる。引退の詳細についてだが、彼女はこの作品を含め3作を持ってAVを完全引退するのだそうだ。
AVを愛し、AVのために大切なものさえ捧げた、という彼女の最後の願いがこもったこの1本。息ができないほど男たちから求められ、めちゃくちゃに汚されてもなお美しいその姿は、彼女の心情の表れなのだろう。ザーメン地獄で快感を貪るリアルな興奮が、痺れるほど股間を刺激してやまない。そこにはドキュメントを超えた臨場感がある。
(AV評:文月みほ)
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