『10人姉妹の真ん中に男は僕1人だけ! 大家族 岩田家の一週間 後編』さくらい葉菜 みずなれい 他

 ラブコメ好きにはたまらない漫画のような超うはうは系エロコメディである本作。5人の姉と5人の妹を持つ大学生・岩田健一を主人公に、大家族岩田家に巻き起こるエッチだらけの一週間を描いた前後篇からなる大作で、今回紹介するのは後編。前編を見逃してしまった人のために、まずはあらすじを紹介しよう。

 岩田家は10人の美人姉妹と冴えない長男1人で構成された大家族。母は他界、父は無責任にも子供たちをおいて蒸発してしまったものの、11人でキャッキャと大騒ぎしながら楽しく暮らしていた。しかし、姉妹たちが年頃を迎え、性欲が旺盛になってくると、長男の健一がターゲットに。すでに結婚して家を出た長女(さくらい葉菜)からは、セックスレスの欲求不満の解消の相手を迫られ、女子校生でコスプレーヤーの六女(小峰ひなた)には彼氏とのセックスを見せつけられと、エッチな騒動が巻き起こってしまう。そんなある日、蒸発していた父親が3年ぶりに家に帰ってきたかと思うと、姉妹の中でも一番の美人である五女(みずなれい)をレイプ。そればかりか、借金取りまで連れてきて大変なことに……。

 と、前回はここまで。後編ではいよいよ借金問題及び、心の傷を抱えた五女との甘いラブストーリーが展開される。一見シリアスな展開だが、実際はトホホキャラの健一がヤラれまくるおバカな物語。二女のスッチー(桃咲まなみ)のストレス解消の餌食となって尻責めを喰らわされたり、ガリ勉娘の七女(桜木ハル)の処女を奪って欲しいと迫られたり、双子の女子校生(華原希・種村美咲)にWフェラ攻撃されたり。ありえないほど羨ましすぎる毎日を送っていく。クライマックスには、健一が唯一恋心を抱いている五女のれいに、

「ケンちゃんならいいよ」

 と、告白され……。こんな好都合な展開って夢? 幻? それとも現実!?

 こうして、月曜日から日曜日まで、一日としてチ●ポが休まることのない健一の一週間が終わる。笑って胸キュンして思い切りヌケる。そして後味ほのぼの~なこの物語。まさに週末の息抜きにうってつけの1本だ!
(AV評:文月みほ)
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