「コンドームに麻薬を入れて膣内と肛門に隠しました」麻薬密輸経験者の告白

「コンドームに麻薬を入れて膣内と肛門に隠しました」麻薬密輸経験者の告白の画像1※イメージ画像 photo by ….Tim from flickr

 先日、コカインをカプセル70個に分けて飲み込み、ブラジルから航空機に乗ってポルトガルへ密輸しようとした26歳の男が、途中でカプセルが体内で破裂して死亡する事件が起きた。麻薬の密輸はマフィアの資金源になるため、各国が警戒を強めているが後を絶たない。密輸の運び屋たちが、あの手この手で当局の目を欺いているためだ。

 靴の底やノートパソコンの中などは序の口で、マリア像の中や冷凍サメの腹に隠すという手段のほか、生きている犬の体内に埋め込む、GPSを付けたブツを領海の外から潮に流して受け取らせるなどといった巧妙な手口も報告されている。

 2008年には、コカイン密輸のために建造された自作の「潜水艦」をメキシコ海軍が発見し、乗っていた4人を逮捕するという事件があった。潜水艦は全長9mで、4トン以上のコカインを積むことができ、時速20キロ程度とスピードは遅いものの、南米・エクアドルからアメリカのカリフォルニア州沿岸までノンストップで航行できたと推測されている。潜水艦を造る技術があれば真面目に働いた方がいいと思うが、それだけ麻薬密輸の利益が莫大ということなのだろう。

 過去に運び屋をした経験があるという、40代の日本人女性に話を聞いた。

「20代の頃、シンガポールの空港で同じ日本行きの便に乗る白人男性から『自分のカバンに入りきらないので、謝礼を払うから旅行バッグの中に荷物を入れさせてほしい』と頼まれました。その男性と知り合いになり、それからシンガポール以外にも、台湾、上海など、違法な物だと知りながら、何度かブツを日本へ持ち込む手伝いをしました。ただでさえ日本人は怪しまれにくく、女性なら、なおさら都合がいいそうです。男性だと年に何度も出入国を繰り返していると怪しまれますが、日本人女性は旅行好きが多いですから、不自然ではないと思われるようです。違法な物だと分かってからはバッグに入れておくのは怖くなりましたが、飲むのは嫌だったので、何重にもしたコンドームに麻薬を入れて膣内と肛門に隠したこともあります」

 もちろん、密輸が発覚すれば重い刑罰が待っている。マレーシア、タイなどアジア諸国は麻薬関連の犯罪に厳しく、頼まれただけの運び屋であっても厳罰を受ける。昨年10月には、運び屋をしていた日本人の女がマレーシア当局に拘束され、死刑になる可能性が高いと報じられた。

「当時の東南アジアなどの空港はザル同然のところが多く、あまり怖くありませんでした。経由便や陸路での出入国の際は、荷物チェックを全くしない国も多かったです。日本の成田ですら、女性は小奇麗な格好をしていれば、当時は形式だけのチェックでした。何度か運び屋をやっていると『自分は捕まらない』という自信も湧いてきました。でも、やっぱり麻薬探知犬だけは、ごまかしがきかないので怖かったです。効果があるのかは分かりませんけど、膣内に入れて運んだ時は、しばらくお風呂に入らず体臭を強くしたり、下着を重ね履きしたり、匂いの強い香水を使ったりしました。運が良かったのかもしれませんが、私がチェックを受ける時は、麻薬犬が近くにいない時ばかりでしたけど」(前出・40代女性)

 海外には麻薬が手に入りやすい国も少なくなく、未だに旅行者を運び屋として勧誘する密輸組織がある。一度、密輸の手伝いに成功してしまうと、ただ出入国をしただけで簡単に金が手に入ることから、何度も繰り返す者も多い。彼女はすでに時効になってしまっているようだが、前述したマレーシアで拘束された女のように、運び屋であっても死刑となることもあるのだ。たとえ懲役刑で済んでも、アジア諸国の刑務所は日本とは比べ物にならない過酷な環境であることが知られている。

 目先の金欲しさで誘惑に乗り、捕まってから「人生が終わった」と後悔しても遅いのだ。
(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

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