海外進出、配信業…高学歴セクシー女優のリアル

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※画像『給与明細』/AbemaTVより

渡辺まお、澁谷果歩、八ッ橋さい子の生き様

 2月15日放送のネットバラエティ『給与明細』(AbemaTV)で、高学歴なセクシー女優たちのリアルな姿が放送され、話題を呼んでいる。

 まず登場したのは現役女優の渡辺まおさん。昨年5月、現役女子大生としてデビューした彼女は、その翌月に早稲田大学の学生であることを公表した。

 ネット上では「早稲田行ってんのになにやってんだ」「親がかわいそう」などの非難のコメントも上がった。だが、彼女にとってはそれも想定内だったようで、「有名になれるならば、早稲田くらい公表してやる」、「仕事にもつながったので結果的には良かった」などと前を向く。

 上京して一人暮らしをはじめた渡辺さんは、「マッチングアプリで色んな人に会って経験を積んだ」とか。それを繰り返していくうちに「セックス自体が面白くなった」といい、「受験勉強は答えがあるじゃないですか? セックスって答えがないから楽しいです」と、この業界に飛び込んだ理由を明かす。今後も、「できる限り長く続けたい」と活動継続に意欲を見せた。

 その一方、現役を引退し、新たな道に進んでいるのが、澁谷果歩さんだ。

 青山学院大学を卒業した澁谷さんは、新聞社に就職。記者や編集の仕事を経験した後に退職し、その後、「面白いネタになるアルバイトを探していたら、見つけたのがアダルトグッズのモニタ―」だったという。その仕事の面接に行ったのもきかっけとなり、業界に飛び込んだ。

 そして2018年9月に現役を退いた彼女は、出演作品の権利問題や違法アップロード問題などに真剣に取り組む傍ら、海外進出にも積極的。英検1級、TOEIC990点(満点)を誇る英語力を活かし、海外向けのビジネスを展開している。

「AV以外の澁谷果歩を覚えてもらいたい。ほかのイメージで気づいてもらいたい。そうなると、セカンドキャリアが成功だと思う」

 アダルト業界以外での飛躍を誓う。

 そして最後に登場したのは名門校を卒業し、慶應義塾大学に進んだ現役セクシー女優・八ッ橋さい子さんだ。

 「事務所が選んだ仕事ではなく、自分でやりたいことをしたい」などの理由から、八ッ橋さんは事務所に所属せず、フリーで活動する道を選んだ。

 ただフリーでは、なかなか一般に流通しているアダルト作品に出演できない。そのため、現在はアダルト専門のライブ配信「8181Live」での活動が貴重な収入源になっているという。

 この「8181Live」で視聴者は1ポイント約10円のアイテムを購入し、これを配信者にプレゼントできる。またアイテムプレゼントの合計が8181ポイント(通常時)を超えると、「8181タイム」という有料タイムに移行。ここでトップレスになる配信者も多く、有料ポイントの81ポイント以上を出演者にプレゼントしていない視聴者は映像が見られない仕組みだ。

 八ッ橋さんは「契約(内容)による」と前置きしつつ、1回2時間前後の配信で「5万円」の収入があると語る。配信の回数を増やせば、それだけ収入も増えるが、「毎回やると見る方も大変かなぁって」と、自身の収入よりも、活動を支えてくれるファンの懐事情を第一に考えているようだ。

 いまは遠ざかっているものの、八ッ橋さんは、「色んな人に見てもらえるのがうれしかったり、気持ちよかったりするので、とにかくAVにまた出たい」とセクシー作品への出演に意欲を燃やした。

 三者三様の思いを抱えて、それぞれの道を進む彼女たち。まっすぐな目で彼女たちを応援していきたい。

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