で、そんなドM体質の彼女が休憩中に聞かせてくれたのが、初めて”縄酔い”を体験したって話だったんです。
縄酔いというのは、緊縛プレイ中に起こる現象だそうで。郁恵いわく、
「後ろ手の状態で立ったまま縛られたんですけど、途中から頭がボーっとしてフワフワした感じになってきて…」
とのことなんですが、それって血管が縄で圧迫され血液が回らなくなってる状態なのでは? って疑問が生じますよね。
「それもあると思うんですけど、それだけじゃないっていうか…簡単に言うとメッチャ気持ちよくなってくるんです」
「格闘技の寝技でいう、”落とされる”感じなのかな?」
「それより”イク”って感覚に近くて。立ったまま指マンされて、気持ちよくて足がガクガクして立っていられなくなるとか…そういう感じに近いんですよ」
縛られている最中は、縄が股間や乳房に食い込むことはあっても、指マンのように性感帯に直接刺激を加えるわけではないにもかかわらず、イキそうになる。
郁恵からそんな話を聞いたあとで調べてみて、「縄エクスタシー」とか「縄オーガズム」、「縄イキ」って言葉があると知ったんですが…。
そしてさらに、縄酔いするに至った経緯を語ってくれた郁恵。
聞けば「縄師にナンパされた」って言うんですよ。
「お隣、よろしいですか?」
ある日、郁恵が馴染みのバーで飲んでいると、隣にロマンスグレーの髪が印象的な初老の紳士が座り、声をかけてきたんだとか。
彼女、M女にありがちな年上好きで、そのときも心良くOKしたんだそうですが…。
カクテルを何杯かごちそうされ、初対面の緊張感も和らいできた頃合い、紳士が思いもよらない告白をしてきたというんです。
「私、”なわし”なんですよ」
「え? なわしって?」
「ほら、縄で縛られている女性の写真を見たことはありませんか?」
「ああ…って、えええ!?」
紳士は郁恵をひと目見た瞬間に「緊縛姿が絶対に似合うと確信した」そうで、最初から交渉するつもりで近づいたとのことで…。
驚いた表情を見せた郁恵。
しかし、内心では緊縛の世界に興味津々。いろいろ質問するうち、さほど痛くないことも知り、つい引き受けてしまったそうなんです。
そして後日。
プレイルームと称する紳士の部屋に招待され、初めて縛り上げられることになった郁恵。
そのときのことを思い出して、こう語ってくれました。
「もちろん最初は緊張しました。でも恥ずかしさに加えて、胸や下半身の敏感なところに食い込んでくる縄の感触と、満足に体を動かせない不自由感が重なって、異様に興奮しちゃったんです」
で、気づけば荒縄の食い込んだオマ〇コから溢れた愛液でパンティはビショ濡れ状態。
「私、オチ〇チンが欲しくてたまらなくなっちゃって。ヒザをガクガクさせならがオネダリしたんですけど”僕は年で勃たないから”って。その代わり、クンニとバイブでイカせてくれたんですけどね」
聞けば、紳士の年齢は60歳だったそうですよ。
この機会に、あなたも縛りのテクニックを身に付けてみては?
そして、出会い系なんかで「当方、縛り経験あり。縛られたい女性はいませんか?」なんてメッセージをアップしてみたらどうでしょう。きっと、今までになかった反応がえられるはずですよ!