新天地に辿り着くためなら見知らぬ男に抱かれることも厭わない…『やらせる!男は何より女のソコが欲しいのだ!』

 
 ラストを飾るのは、葵紫穂演じるマナ・クレホ(43歳)のエピソード。夫と、もう一人の男と3人で隣国国境検問所に到着したマナ。しかし二人の係官は難癖をつけてマナだけを事務所に連れて行き、金品を奪ったあげく、体を求める。すでに覚悟を決めていたのだろう、マナは従順に男たちに身を委ね、荒々しい3Pにアエギ声を響かせる。夫はマナのアエギ声が聴こえているにもかかわらず、ただただ無表情に立ち尽くすばかりだった。

 哀切なストーリーだが、いずれ劣らぬ豊満な肉体を持つ3人が、男たちの理不尽な要求を受け入れて、しっかりと快楽を貪る姿は生命力に満ち溢れていて眩しいばかりだ。
(文=猪口貴裕)

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