「ハーフがバカだと思われている」 ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナ、藤田ニコルらにマジクレーム


 このやり取りを見た藤田は「楽しければいいんじゃないの?」と、仲裁するかのように割って入ったのだが…。宮本は「意味がわかんない!」と、これまた厳しい言葉を浴びせて一蹴し、またしても藤田を黙らせるのだった。

 そんな彼女たちと同じハーフタレントでモデルのMALIA.(33)は、「世代の違いかもしれない」とコメント。以前のモデル界は、かなり先輩後輩の上下関係が厳しかったようで、目上の人に敬語で話すことは当たり前だったという。しかし、それが最近では崩れてきているとのこと。宮本はこの話を大きくうなずきながら聞いていた。現在のモデル界に対する思いが、滝沢や藤田への厳しい言葉に反映されていたのかもしれない。

「宮本さんは『ミス・ユニバース世界大会』の日本代表に決まった際、ネット上を中心に心ないバッシングを浴びたことがあります。ルックス的に日本人離れしていることから、『なぜ彼女が日本代表なんだ!?』という声が相次いだのです。ただ、宮本さんは日本代表に選ばれたときのインタビューで、『批判は覚悟の上』と語っていた。ハーフへの偏見や差別をなくすためにも出場を決意したとのことで、そういった気持ちが今回の番組での発言に表れたのだと思います」(芸能ライター)

 ハーフ系のタレントの中には、歯に衣着せぬ物言いで注目を集める人もいるが、宮本の発言はハーフのイメージそのものを向上させることになるのかもしれない。1年に及んだミス・ユニバース日本代表としての活動を3月に終え、最近では『有吉反省会』(日本テレビ系)や『7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート』(TBS系)などに出演した宮本。ハーフタレント界をさらに盛り上げる活躍を期待したいところだ。
(文=kamei)

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