自傷行為に醜形恐怖症…ロリ系美少女・ろまん、物語を紡ぐセルフポートレートに秘めた思い

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――意図しないきっかけみたいなものがあったんですか?

ろまん:フリーターをしていたときに、エキストラのバイトをしようと思ったんです。副収入みたいな感覚で、必要なときに呼ばれてパッと行ってパッと帰れるみたいに考えていて…。とりあえず登録だけしに事務所に行ったんですけど、なぜか「売れるためには水着とかにもならないとね」みたいなことを言われて、ちょっとしたアイドル活動的なことをするようになったんです。

――それまでは普通のバイトを?

ろまん:はい。洋服屋さんの店員とかをしていましたね。だから、自分がアイドルっぽいことをするなんて考えてもなかったかな。まあ、アイドルといっても、新製品をアピールするようなイメージガール的な仕事が多かったんですけどね。

――その延長に今があるっていう感じなんですか?

ろまん:そうですね。子どものころは学校にも行けないようなタイプだったんで、人前に出る仕事をしているのは今でも変な感じですけど、事務所の人に誘ってもらったのは大きかったと思います。それまではずっと絵を描いていたり、詩を読んだり書いたりするのが好きだったんで。

――美術系の文学少女だったんだ。

ろまん:小さいころから絵を描くのが好きで、ずっと絵画教室に通っていたんです。詩も好きで、いつか詩集を出したいなぁって思っていました。さすがに画家として食べていきたいとは考えなかったですけど…。

――今でも絵を描くことはあるんですか?

ろまん:アイドル的な活動を始めて、写真を撮られるようになってからはカメラにも興味がわいて、今では絵よりもそっちがメインになっています。不器用なんで、両方ともやろうとするとパンクしちゃうんですよ(笑)。でも、絵を描いていたことや詩を作っていたことは写真にも生かされているかな。

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