SKE48・松村香織、元キャバ嬢の過去発覚も…誠実な神対応で「逆に好感度アップ」の声


 アイドルの卵は大半が経済的に厳しく、社会人になっても親の支援に頼ったり、一部の「太客」に貢がせるなど他人頼みでやりくりしている者もいる。運営会社の幹部との「社内枕営業」で小遣いとマンションをゲットするような場合もあるといわれる。そういったケースと比べれば、アイドルを目指しながら自分の力で稼いでいた松村はむしろ立派ともいえるだろう。

「芸能の仕事が増えるまでキャバ嬢をしていたアイドルはたくさんいます。それどころか、過去の風俗勤務が発覚したアイドルもいる。そういったアイドルたちを非難するのは容易いですが、彼女たちもカスミを食べて生きているわけではない。アイドル活動の夢を優先しながら、スケジュールの融通がきいて自活できるだけの収入が得られる仕事となると水商売か風俗くらいしかないのです」(前同)

 今から半世紀以上前、当時大スターだったマリリン・モンローの過去に撮影したヌード写真が発覚するというスキャンダルにアメリカ中が大騒ぎになったことがあった。このときにモンローは「だって、お腹が空いていたんですもの」と素直に事実を認め、この名言に国民が胸を打たれたことで逆に人気が高まった。

 そこまでスケールの大きな話ではないにせよ、松村の「お金がなかった」という飾らない言葉は、騒ぎを黙殺したり下手に取り繕うよりも遥かに誠実で好感度の高い「神対応」だったといえそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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