「今会えるアイドル。週末ヒロイン」をキャッチフレーズにしていたのはブレイク前のももクロだが、それよりも遥か前からカメラ小僧にとって身近なアイドルだったのがレースクイーンだ。レース会場は元よりモータースポーツのイベントや撮影会などで、至近距離の撮影や会話を楽しむことができたのだから文字通りの週末ヒロイン。レースクイーンを足がかりに人気を獲得したレースクイーン出身のグラビアアイドルや女優は枚挙に暇がない。ここ数年のアイドルブームで、すっかりグラビアアイドルの影は薄くなってしまったが、それでもおのののかや菜々緒などレースクイーンを経てテレビで活躍するようになったタレントは少なくない。今や若ければ誰でもアイドルになれる時代と言っても過言ではないが、露出度の高い衣裳を着なければいけないレースクイーンはプロポーションの良さを必要とされるので、アイドルになるよりもハードルは高い。
その点、ここに紹介する『犯された美脚RQ』（ムーディーズ）の主演・秋山祥子は、ルックスの良さはもちろん、実にレオタード映えのするメリハリの効いたグラマラスボディーの持ち主だけに、レースクイーンという役柄もピタリとハマる。衣服越しからも自己主張するハリのあるEカップ美巨乳も素晴らしいが、ハイレグ効果で際立つ脚線美もまさに眼福！
彼女が演じるのは仕事熱心でファン思いのレースクイーン。しかし人気は伸び悩んでいる上に借金を抱えており、マネージャーからはAV出演も打診される崖っぷち状態。マネージャーから度を超えたセクハラを受けるも、所属チームのレーサーや先輩レースクイーンからの励まし、「僕がレーサーになった時にレースクイーンでいて欲しい」という幼いファンからの手紙を支えに何とか気持ちを奮い立たせる日々だ。
ある日、マネージャーから紹介されたのは新しいスポンサーのお偉いさん。不穏な空気の中、「レースクイーン姿を見せて欲しい」と言われた祥子は素直に着替えに行く。しかし着替えを終えると、すでにマネージャーの姿はなく、当然の流れのようにスポンサーが迫ってきた。最初は毅然とした態度で断った祥子だったが、態度次第では契約もどうなるか分からないと脅されてしまい、ふとレーサーの顔が頭をよぎって肉体接待を受け入れてしまう。
