指原莉乃が「スターストーカー」被害を示唆…キケンな妄想に駆られるファンの心理とは


 今回の騒動に限らず、指原は過去に情報バラエティー番組で「Twitterで1日100件は『死ね』と言われてる」と明かし、恋愛スキャンダルがあったことから「いつ殺されてもおかしくない」と覚悟していると打ち明けるなど、かねてから身の危険を意識していたようだ。その防御策なのか、12日深夜に放送された司会を務める番組で指原は「最近、キックボクシングを始めた」「変な人が襲ってきたときのために…」とも語っている。

 ファンと芸能人という関係を逸脱してしまう「スターストーカー」は、なぜ生み出されてしまうのだろうか。

「AKBの握手会でもメンバーに自分を意識してもらうため、わざと暴言を吐くファンがいる。これは男性ファンに限ったことではく、ジャニーズの女性ファンの中にも迷惑行為をしてアイドル本人から注意されたことを喜ぶ人がいる。また、アンチも攻撃対象が反応すると自分の存在が認められたような気になるようです。相手の迷惑よりも自分の気持ちだけを優先する自己中心的で悪質な行為ですが、その程度ならマナーレベルの話ともいえる。ですが、それがエスカレートしていくと生命の危機を感じるような過激な言葉を使うようになります。そういった人物に対しては“拒絶”の意思を表明すると逆効果。眞鍋さんの事件でも、ブログで『コメント禁止』にされたことが犯人の逆上をさそった。指原は『ブロックしたら逆にやばそう』と記していますが、天性のアイドル的なカンで察したのでしょう」(アイドルライター)

 警察沙汰にすべきことであれば被害を訴えるべきだが、そこまでの程度でない場合は刺激し過ぎないことも大切。いくら有名税とはいえ、その微妙なラインまで意識して振る舞わなければいけない芸能人の苦労は相当なものだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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