元KARAのニコル、ソロ歌手として本国で本格始動! 官能路線で再ブレイクなるか


「KARA時代の2012年に『ロスト』というソロ曲をリリースし、ミュージック・ビデオではデュエットした男性歌手との濃厚な密着シーンが披露されるなど、彼女のセクシャルな魅力が全面にフィーチャーされていましたが、元々、彼女の指向性はほかのメンバーとは大きく違っていたと言われています。今後はその辺も踏まえて、我々の予想を遥かに超越するような“オトナな”路線を追求していく模様です」(同氏)

 だとすれば、一層期待は膨らむというもの。そんな中、下世話な意味で気になってしまうのが、同じくKARAを脱退したジヨンとの比較だろう。現在、知英(ジヨン)の芸名でドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ)に出演中のほか、先の10月24日にはスペシャルドラマ『ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル』(同)にも出演。日本の大手プロダクションに所属し、日本での女優としての活動を選択した彼女だが、演技はもちろん、不慣れな日本語も非難の的にされるなど、前途は多難のようで…。

「『ぬ~べ~』は同じ事務所の桐谷美玲(24)が出演し、『ヒガンバナ』は同じく堀北真希(26)が主演で、いわゆる“バーター出演”というのが実情です。『non-no』モデルとしても活動していますが、これも同誌看板モデルの桐谷のバーターと見られるのは否めないでしょう。13日に発売される写真集もお堅い事務所の色を反映して、ややインパクト不足というウワサも…。むろん、活動早々結果を求めるのは酷というものであり、さらに日韓関係がこれだけ悪化するなか、日本に活路を見出した彼女の思い切った選択には感服せざるを得ないが、業界も視聴者も読者もそう甘くないのが芸能界という場所。現時点で見通しが明るいと言えるのは、ニコルのほうでしょうか」(芸能評論家)

 年内から年明けにかけて、本国でのライブの予定もあるとされるニコルであれば、来日ライブが実現するのも、恐らく時間の問題だろう。本人たちの思惑はともかく、日本のファンにとっては“スペシャル感”を残したニコルと、それを求めずに日本の芸能界を選んだ知英(ジヨン)。両者の歩みがどう推移していくのか、2人の動向(当然、本家のKARAも)からは当分目が離せそうにないのだ。
(文=織田祐二/『グラビアアイドル「幻想」論』著者)

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