芸能界ではリバイバルブーム! 復活が期待される伝説のバラエティ女王


「山田が担当する『日曜バラエティー』は6年続いている人気の生放送番組。約2時間半、十数名の演歌歌手や芸人にツッコみ、ときには自身でボケ、さらには観客もイジるなど、いまだに安定感抜群です。しかし過去のイメージの悪さが邪魔して、その実力が過小評価されてしまっているのです」

 過去のイメージの悪さとは、絶頂期、露出過多による反動でさまざまな女性誌から猛烈なバッシングを受けたことだろう。1995年、山田はNHKの大河ドラマ『八代将軍吉宗』で浄円院役に抜擢されたが、これがイケなかった。「違和感がある」と視聴者からクレームが寄せられると、その意見に便乗するように、次々と女性誌が「なぜ人気?」といった記事を立て続けに報道した。山田へのネガティブキャンペーンは、徐々に過熱し、「借金」「落ち目」「嫌われ女」と続いた。この影響によって彼女の人気はガタ落ちし、1996年の「好きなタレント調査」では6位、1997年には14位と急落し、ついに冠番組は全滅した。

「今のようにSNSが発達していれば山田の芸能活動も変わっていたでしょう。Twitterやブログでは、自分の真意を綴ることができますし、なにより、そのフォロワー数やアクセス数が人気のバロメーターとして業界人へのアピールになりますから。当時の山田の人気を考えれば、アクセス数も十分見込めるはずです。Twitterのフォロワー数が350万人を突破した有吉弘行(40)がその好例です。どれだけ担当番組を増やして露出過多になろうが、いまだに彼が人気を維持していられるのは、そういう『世間』を味方につけているからです。当時はそうした後ろ盾もなく、マスコミの報道が芸能人のイメージと価値を決めるすべてでした」

 都合のいい発言だけを切り取るマスメディアの歪曲した報道によって、山田邦子は封殺されてしまった。それは『ビッグ発言』をしたと勝手に解釈されて干された田原俊彦(53)も同じことだろう。

 “やまだかつてない”人気とその後の落ちっぷりで波瀾万丈な人生を歩んでいる山田邦子は、昨今のリバイバルブームの波に果たして乗れるのか。
(文=今井良介)

人気キーワード:おっぱい,エロ本,着エロ,風俗

men's Pick Up