遠野なぎこ、結婚から55日で“芸能界最速”離婚…幸せを邪魔する深刻なトラウマとは


「遠野は幼少期に母親から虐待を受け、摂食障害だけでなく強迫性障害なども患っていることを公表しています。それが特定の男性を愛する感情を失わせ、奔放な生活につながっていた。いわゆる“ヤリマン”とは違った心理的な要素が大きいものです。だからこそ、多少無理してでも結婚すれば『失っていたもの』を取り戻せるのではないかと本人も周囲も期待していたようですが、思った以上に彼女にとって負担が大きかった」(女性誌記者)

 遠野は芸能関係者の男性との破局を発表した後、その背景にあったという「婚前契約書」の存在をテレビ番組で明かしたことがあった。その内容は「事前の承諾を得ずに異性と二人きりで会わない」「仕事上の必要がある場合を除き、異性とメールアドレス又は電話番号の交換をしない」「“愛の言葉”はメールの場合、コピー・アンド・ペーストをしてはならない」などといった8か条で構成され、共演者や視聴者がドン引きする事態となった。これも、相手を信じきれない彼女の心理的な問題からくるものだろう。

 また、遠野は二人でテレビを見ている時に「あ、この人と付き合ったことある」などとあえて言い、それが「ハンパではない人数」だったことも明かしていた。わざと関係が壊れるような言動を繰り返す彼女の心理とは、どのようなものなのか。

「遠野は過去の虐待トラウマなどもあって『裏切られて傷付きたくない』という意識が強く、どんなことをしても相手が自分から離れないという確証がほしくて、そういう言動をしてしまっていたようです。しかし、それが破局につながってしまった。反省した遠野は、そうした言動を慎むように心掛けていたようですが、今度は別のトラウマが問題になった。自分の母親を嫌悪する心理が災いし、『妻』『母親』という立場に対するイメージが厳格になり、その枠からはみ出さずに立派な妻を演じようとしてしまった。人間ですから誰にでも至らない部分はあるものですが、妥協することができずに自分を責め、最終的に籍を抜くという結論に至ったようです」(前同)

 幸せをやっとつかんだように見えていた遠野だが、やっぱり一筋縄ではいかず。彼女の背負った業は想像以上に深いようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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