小悪魔女性とのセックスは意外とつまらない!?


■小悪魔女性は元々性欲が弱い!?
 性欲が弱いからこそ小悪魔になった、と言うほうが適しているかもしれない。小悪魔女性は、セックスに対する欲求が極めて低い。それゆえ、良い雰囲気のなか、いけしゃあしゃあと「今日は帰るね」と去っていくことができるのだ。それが男性側には、「おあずけを喰らった」という印象に写っているだけ。以下、一般男性から寄せられた小悪魔女性との残念セックスエピソードをご紹介しよう。

【1】メイクもファッションもバッチリなのにアソコは……
 メイクもファッションも完璧な美人小悪魔を落とし、ベッドインに漕ぎ着けたA氏(29歳)。美人はアソコもさぞかし美しいのだろうと期待に股間を膨らませてパンティをおろしたが、そこにあるのはジャングルのような剛毛地帯だった。エステでの永久脱毛やブラジリアンワックスなど、デリケートゾーンのケアが一般的となっている今のご時世、あれだけの密林は後にも先にもお目にかからないだろうとA氏は語る。セックスへの関心が低い小悪魔女性は、アソコをケアしようという思考自体ないのかもしれない。

【2】小悪魔はクンニリングス断固拒否
 口説く段階で散々翻弄させられたぶん、ベッドではヒィヒィ言わせてやるぜと意気込み、自慢のクンニテクニックを披露すべく小悪魔のまたぐらに潜り込んだ瞬間、クンニNGを宣告されたのはB氏(37歳)。小悪魔は、日常的に「オトコは翻弄するもの」という意識が強いため、ベッドシーンでも翻弄グセがとれないのだろう。

【3】体位チェンジを面倒くさがる小悪魔
「後ろからされるのって好きじゃない」だの「上に乗るのは苦手」だの、ごちゃごちゃ理由をつけられて、結局正常位のみでフィニッシュすることになったと語るのはC氏(40歳)。気を取り直して腕立てピストンするC氏に、「ごめんね、実はエッチ自体あんまり好きじゃなくて」と微笑む小悪魔。C氏のペニスが萎えかけたのは言うまでもない。

■セックス自体を楽しみたいなら「恋愛体質な面倒くさい女性」を選ぶべし!?
 対する非・小悪魔女性にも目を向けてみよう。恋愛体質な面倒くさい女性たちだ。彼女たちは、なんだかんだでちょっとつつけばすぐに股を開く。恋愛ハウツー本や恋愛コラムを熟読する彼女たちは、すぐに股を開かないほうが真剣交際に繋がりやすいことは百も承知。それでも股を開いてしまうのは、「今すぐセックスしたい!」というセックス欲に勝てないから。そう考えると、しつこいメール(LINE)も、セックスしたいがゆえなのだろう。

 セックス欲旺盛な彼女たちは、アソコのケアもバッチリ。クンニリングスにも素直に応じ、後背位だろうと騎乗位だろうと二つ返事で対応するはずだ。小悪魔女性よりも、恋愛体質な面倒くさい女性を狙ったほうが、セックスという行為自体を楽しめるといえるだろう。
(文=菊池美佳子)

菊池美佳子(きくち・みかこ)
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21~29歳の間、キャバクラ嬢・テレフォンセックス嬢・企画物AV嬢としても活動。引退後、文筆業に転身。
■著書:『2010年代 ニッポンの風俗』『つけちゃうぞ! 大人の保健体育』
『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』

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