千秋「口パクとか歌手じゃない」きゃりーぱみゅぱみゅを批判!?


「局から『生歌でやってほしい』というお達しがあり、アーティスト系はもちろん、アイドル系も口パクを封印して出演していました。生歌に自信がない某アイドルグループが口パクを許可されず出演を見送ったほど、この番組における局側の生歌志向の意思は強かった。しかし、きゃりーだけは特例として口パクが認められたようです。それがかえって違和感を際立たせることになってしまった」(芸能関係者)

 生歌にこだわる姿勢を見せている同局が、きゃりーだけ口パクを容認したのはナゼなのか。

「きゃりーやPerfumeなどは、CD音源では歌声に音声加工ソフトでエフェクトをかけています。リアルタイムで操作できるものではないため、ライブで再現することはできない。生歌にしてしまったら、本来表現したいテイストとは違ったものになってしまうんです。元々生歌に対応したパフォーマンスではないということで、きゃりーに関しては口パクが許可されたようですね」(前同)

 ネット上では千秋の意見に賛否両論が巻き起こり、以下のような意見が書き込まれている。

「千秋は歌上手いし、口パクなんて許せないんだろうね」
「全くの正論。生歌が下手な奴がアーティストなんて名乗るな」
「でも、ももクロの生歌は放送事故級だったからなあ…。あれなら口パクでやってもらった方がマシ」
「きゃりーなんて中田ヤスタカの楽器みたいなもんだから」
「口パクありきのきゃりーと単に歌が下手で口パクに頼ってる奴を一緒にする時点でおかしい」

 歌を愛する千秋の気持ちも分かるが、音楽技術の進歩や表現形態の多様化によって口パク前提のアーティストが生まれているのも時代の流れ。口パクを否定されればパフォーマンス全体に影響が出てしまうだけに、その是非は非常に難しい部分があるようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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