AVに出たら人生は終わり!? 人気女優・紗倉まながブチギレた世間の常識は本当か


「よく“パケ写詐欺”だなんて、ネット住民が自ら言ってますよね。画面の中で見てる人が、リアルの世界で遭遇してもほとんど気づきません。そもそも有名芸能人ですら街を歩いても気づかれないんですから。引退して2、3年も経てば、元単体女優だって普通の女性に戻れます。ハイペースで女優が入れ替わる今の業界では、数年後には忘れられているでしょう。たしかに多少のリスクがないわけではありませんが、バレる確率はかなり低いと断言できます」(AVメーカー社長)

 ネット住民たちが、もうひとつ論点として挙げていたのは、AV女優という職業に就いていた女性を愛せるかどうか。しかし、それはむしろ男の度量次第といえる。かつて単体女優として華々しくデビューし、現在は一児の母となった元AV女優は語る。

「今の夫は、現役当時から付き合っていました。私がAV女優だということを受け入れたうえで付き合ってくれていたんです。有名企業に勤めているので、自分から身を引こうかとも悩みましたよ。でも、彼に相談すると、はっきり“そんなの関係ない”って言ってくれたんです。結婚するなら、この人しかいないって思いましたね。もちろん、最初は夫の両親に反対もされたみたいですが、すべて夫が説得してくれたんです。子供が産まれたときはみんなで大喜びして…。今は女としても母としても本当に幸せです。多少の苦労はありますけど、AVに出たことに後悔はありません」(元単体AV女優)

 この元単体AV女優は、今は夫の両親とも仲が良く、年に一回は旅行に出かけるという。潔癖のあまり孤高のネット住人となるか、女性の過去を受け入れて円満な家庭を作るか、それは人生それぞれ。何が幸せかを他人が決めることはできないのである。
(文=中河原みゆき)

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