彼女の年齢は49歳なので、中出しはともかく生ハメくらいは許してくれるだろうと勝手に期待していた。冷静に考えれば浅はかな考えだと分かるのだが、エッチの最中は知能指数が極端に低下してしまうのだ。
チッ!
心の中で軽く舌打ちしながら小芝居を止め、サクっとコンドームを装着する。
そして正常位の体勢で挿入開始だ。
数分ほどかけてチンコの根元まで挿入。
クーッ!! ヌルヌルで熱々でギチギチじゃねぇかっ!!
10代の未成熟なオマンコ様は、ただ単にキツいものが多い。しかし、イオリちゃんのオマンコ様は、ギチギチのキツさと肉棒を包み込むような柔らかさが共存していたのである。
あ、こりゃ駄目なパターンだ…。
自分の早漏具合は筆者が一番よく理解している。イオリちゃんのような理想的オマンコ様だと挿入してから1分も持たずに発射してしまうのがトコショーなのである。
ピストンを開始する前に、先回りして彼女に謝る。
「ごめんね。イオリちゃんがビックリするくら早く出ちゃいそうだよ」
「ほ、本当ですか?」
「うん。イオリちゃんのオマンコが気持ちいいから、このまま動かないでいても精子が出ちゃいそうなんだ」
「そ、そうなんですか」
「うん。でもせっかくだから少しだけ動くよ。動き始めたらすぐ出ちゃうけど、許してね」
「は、はい」
了承を得たところでゆっくりピストンを開始する。
ふぅ。
1分どころか10秒ももたなかった。コンドームの中にドクドクと精子が吐き出される。
しかし、これではあまりに恰好がつかない。
まだ射精していないフリをしながら腰を動かし続ける。
そして射精してから数分後、「そろそろイクよ!」と声をかけ、チンコの先端をビクビクっと痙攣している風を装って動かす。
そのまましばし余韻を味わってからチンコを引き抜く。
「ごめんね。本当に早くてビックリしたでしょ」
「は、はい。少し驚きました」
「全面的に俺が悪いんだけど、少しだけイオリちゃんのせいでもあるんだよ」
「え?」
「だってイオリちゃんのオマンコが気持ち良すぎるんだもの。よく褒められたりしたんじゃない?」
「な、ないです! そんな風に言われたの初めてです」
「いやいやそんな事あるって。こんなに早く射精したのって、俺にとって生まれて初めてのことだもの」
よくもまあペラペラと嘘をつけるものだ。我ながらちょっとヒいてしまうが、誰も傷つけない嘘なので自分の中では罪悪感を一切感じない。