「だ、駄目です!」
彼女の股座に潜り込もうとするこちらの動きを察知したのだろうか。急に股を閉じて拒否してきたユズちゃん。
おい、こら、ふざけんな!! まさかこの土壇場でエッチしないとか言い出すんじゃねえだろうな?
心の中で悪態をつきながら、冷静な口調でその理由を聞いてみることにした。
「ど、どうしたの急に?」
「だ、駄目なんです」
「駄目って、アソコを見られるのが嫌なの?」
「そ、それもありますけど、な、舐められたくないんです」
「え? クンニが駄目ってことなの?」
「は、はい」
レアなケースだが、クンニを拒絶する女性というのは一定数存在している。筆者の過去の経験からすると、100人にひとりくらいの割合だろうか。
「で、でも、アソコが濡れないと挿入できないでしょ?」
「ゆ、指でしてくれれば大丈夫です」
「そっかぁ。それじゃあ、オッパイをペロペロしながら指でイジるってことでいいかな?」
「は、はい。それでお願いします」
最初に“ユズちゃんの嫌がる事は絶対にしない”と約束していたので、無理やりマンコを舐めまわすことはできない。
瑞々しいマン汁を舐められなくて残念だが、潔く引き下がるしかないだろう。
ユズちゃんの左乳首をチューチューしながら左手で彼女の右乳房を揉みほぐす。同時に右手を股間に伸ばし、クリトリスをコネくり回してみる。
「あ、そ、それ気持ちいいです」
すぐに反応してくれるユズちゃん。どんどんマンコの湿り気が増してきたので、本当に気持ち良くなっているのだろう。
親指でクリトリスを弾いたり、力の入りにくい小指の腹でコネコネしたり、人差し指と親指で摘まんだり…。ワンパターンにならないよう注意しながら黙々と豆イジりを続ける。
数分ほど経過すると、ピチャピチャと音を立てるくらいに濡れてくれた。
ほっ。
まずは一安心。どうしてクンニが嫌なのか聞いてみたかったが、まずは挿入して射精することを優先するべきだろう。
ここで右手中指を膣口にあてがってツンツンしてみる。ズブ濡れとなっていたので、ちょっと力を入れただけで挿入できそうだ。
「このまま指を入れていい? それともチンチンを入れたほうがいいかな?」
「ゆ、指を入れられるのも苦手なので…」
「それじゃ、ちょっと待ってて。コンドームを着けるからね」
なんと指入れも苦手だというユズちゃん。彼女の経験回数が極端に少ないのは、NG事項が多すぎるからなのかもしれない。
「体位は何かリクエストあるかな?」
「ふ、普通のでお願いします」
「正常位ってことかな?」
「は、はい。それです」
もしここでバックや騎乗位を提案したらまたもや駄目出しを喰らっていたのかもしれない。ここは大人しく彼女の言う通りにするしかないだろう。
正常位でゆっくり挿入。
スローテンポでピストンしながらキスを仕掛ける。
ギュムムっ
唇を固く閉ざすユズちゃん。これは絶対に舌を入れてくるなという意志表示なのだろう。
チッ!
あれも駄目、これも駄目、まさにダメダメ尽くしだ。いくら懐の広い筆者と言えど、面白くもなんともないセックスだ。
これ以上粘っても意味がないと判断。チンコに一番圧のかかる角度を探しだし、射精に向かって邁進する。
「そ、そろそろ出すよ」
そう告げながらラストスパートを開始。ピストンの速さのせいだろうか眉間にしわを寄せるユズちゃん。だが、トップギアに切り替えてしまった後なのでもう止まらない。
ふぅ。
ザーメンを発射してから10数回ほどピストンを行う。そして余韻を味わうことなくチンコを引き抜く。
せっかくの18歳のマンコだというのに、達成感はゼロだった。満足感も皆無だ。
コンドームの後処理をしながらユズちゃんに声をかける。
「それじゃあ帰り支度を始めようか? シャワー浴びておいで」
「は、はい」
一刻も早く帰宅したかったので、彼女がシャワーを浴びている間に着替えを済ます。
その後も無言のまま帰り支度を行いホテルを出る。
さすがに18歳の小娘を歌舞伎町のラブホ街に放り出すわけにはいかない。新宿駅の近くまで送ってデート終了となった。
とてもしょっぱい内容だったので、連絡先の交換もせず再会の約束もしなかったのは当然だろう。
だが、今になって少しだけ後悔している。辛抱強くユズちゃんとのデートを続けていたら、少しはNG事項が減っていたかもしれない。そうなればセフレ関係になれていたかも?
それでも、そこに至るまでのこちらのストレスは相当なものだったろう。やはり連絡先を交換しなかったのは正解だったはずだ。
(文=所沢ショーイチ)
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