そのまま5分ほど経過。ミハルちゃんの両手の力は少しも緩まない。獲物を逃してなるものかという確固たる意志が感じられた。
そろそろ本格的な愛撫を始めるべきだと判断し、身体を離すことにした。
しかし、こちらの動きを察したのか、ミハルちゃんが両足を使ってこちらの身体を固定してきたではないか!?
いわゆるカニばさみ状態となり、ふたりの身体が隙間なく密着する。
だったら上等だ! ミハルちゃんが根負けするまでこのキスに付き合ってやるゼ!!
こちらも彼女の頭部を両手で抱え、さらに激しいディープキスを仕掛ける。
むふー、ムフフー、ムふぅぅぅぅぅ
ふたりとも鼻呼吸しながらキスの手を緩めない。ここまで情熱的なディープキスを味わうのは久しぶりだ。
このままでは時間の経過が分からなくなりそうだったので、脳内でJポップを再生することにした。
先日解散したばかりのアイドルグループ『ラストアイドル』のシングル曲をデビュー曲から再生し始める。1曲だいたい4、5分ほどのボリュームなので、それを目安にするつもりだ。
しかし、5曲目の『愛しか武器がない』に突入してもミハルちゃんの腕の力は緩まない。キスが始まってからそろそろ30分近くは経つはずだ。
このままではラストシングルである11曲目まで行ってしまうかもしれない。いくらなんでもそこまで付き合う義理はないだろう。
ここでギンギンに勃起している愚息を彼女の太ももにこすり付け、リズミカルに腰を動かしてみる。
しかし、ミハルちゃんは我関せずといった具合でディープキスを続けるばかり。
これは彼女の性癖なのだろうか? それともキスより先に進むのが怖くて続けているのだろうか?
結局、こちらが根負けしてしまった。
「み、ミハルちゃん。お、俺、もう我慢できないよ」
キスの合間に早口でそう伝える。
すると、ミハルちゃんが間髪入れずに答えた。
「じゃ、じゃあ、ゴムを着けてくれますか?」
「え?」
「私も早く入れてほしいんです」
「だ、だって、まだ何も愛撫してないよ?」
「い、いいんです。ショーイチさんのその固いオチンチン、入れてくれますか?」
なんと愛撫をすっ飛ばし、今すぐ挿入してくれと言い出したミハルちゃん。
女性にご奉仕させていただく事に至上の喜びを見出している筆者にとっては拷問みたいなプレイだ。
しかし、数年間もセックスレスだった彼女の望みを叶えないわけにはいかない。
「うん」
短く返事をしてから急いでコンドームを装着。
そして正常位の体勢で入れる前に、彼女の股間を軽く舐めようと顔を近づける。
「ダメです!」
こちらの動きを察知したミハルちゃんが両手でオマンコを隠してしまった。
「入れる前に軽く舐めるのも駄目?」
「は、はい。そういうの、ちょっと苦手なので…」
クンニが苦手だという女性は少ないながらも確実に存在している。この四半世紀の出会い系サイト遊びにおいて、そういう女性に遭遇したことも数回ある。
こういう時は素直に従うしかない。
ズプ、ぬむぷジュ、チュムぬン
キスだけでズブ濡れだったと思われるミハルちゃんのマンコ。チンコの先端を軽くあてがうと、あっという間に根元まで飲み込まれてしまった。
すると、ミハルちゃんが下から器用に腰を使ってきた。
グネネン、グネニョん、グネ、ぐのののン!
ピストンの出し入れを促し、膣内の上壁と下壁をチンコにこすり付けてくるような動きだ。
波の出るプールに設置されている造波装置のような動きとも言えよう。
こりゃ、楽チンだ!!
こちらがピストンせずとも勝手にマンコが動いてくれるので、ほとんど体力を消耗することなく射精できてしまいそうだ。
だが、それではあまりにも恰好がつかない。彼女の望むリズムに逆らわないようにしながら腰を前後に動かす。
クーッ、気持ちいいいいいいいいいいいぃぃぃ!!
マグマのように煮えたぎっているミハルちゃんのマンコ内部。寒い季節に生挿入したら、身体の芯まで温まることができそうな具合だ。
オッパイやオマンコに愛撫できなかったのは残念だが、そのおかげでこちらの興奮度は今一つ高まっていない。これならいつもより長く挿入していられそうだ。
ピストンの速度を一定に保ちながら、ミハルちゃんにキスを仕掛ける。
すぐにミハルちゃんも応じてくれて、またまたディープキスが始まる。
コリコリ、コネくりん!
するとミハルちゃんがディープキスしながらこちらの乳首をイジってきたではないか!
コ、こいつ、分かっていやがる!!
男の喜ばせ方を知っているのだろう。乳首をイジる指の力が絶妙で、実に気持ちいい。
こうなったらお返ししなければ! まだバスローブを着用したままのミハルちゃんだったので、胸のボタンを外そうと手を伸ばす。
ガサ、ガワワっ!
その手触りですぐに理解した。なんと彼女はブラジャーを着用しており、その上からバスローブを着ていたのである。
「だ、ダメっ!」
またもや駄目出しをしてきたミハルちゃん。バスローブを脱がすなということだろう。
ここまでガードが固いのは胸を見られるのを嫌に違いない。
そこを無理やりどうこうする気はない。すぐにオッパイ愛撫を諦め、ディープキスしながらのピストンに集中する。
そんなこちらの動きに安心したのか、またもや筆者の乳首をイジり出すミハルちゃん。
そして数分後、あっけなく限界を突破してしまった。