「実物の俺はこんな感じだけど、大丈夫そうかな?」
「え?」
「今ならまだ間に合うよ。嫌ならここで断ってくれてもいいんだよ」
「ぜ、全然、だ、大丈夫です」
「無理してない? 絶対に怒ったりしないし、逆ギレしたりもしないから正直になっていいんだよ?」
「ほ、本当に大丈夫です」
「ありがとう。それじゃあこのホテルに入ろうか?」
「はい」
こうして無事にチェックインを終え室内で二人きりとなる。ここでようやくマスクを外すミハルちゃん。
貯金ナシ、人望ナシ、彼女ナシの低スペック男でも、出会い系ならセフレが作れる! おれに初めてセフレができたので彼女とはできないド変態プレイをやってみた 望月あやか この記事を読んでいる全ての男性に分かってほ
ウホっ! 地味そうだけどなかなかイケてるジャン!!
彼女の顔は女優の「加藤貴子」を思いっきり地味にした感じだった。性格がキツく見えるタイプだったので、こちらに癒しを与えてくれるような雰囲気はない。それでもセックスの相手としては文句無しだ。
喜びを噛みしめながら少しだけ会話することに。
「もう何年もセックスレスなんだよね?」
「は、はい。もうこんな年齢なので相手も見つかりませんし…」
「何言ってるの? まだ30代でしょ? ミハルちゃんさえその気になればいくらでも相手が見つかると思うよ」
「そ、そんなことないです」
「いやいやそんな事あるって。もし俺の近くにミハルちゃんみたいに可愛いコがいたら、絶対に恋心を寄せていたと思うよ」
「う、嘘ですよぉ。もうアラフォーですよ、私」
「年齢なんて関係ないよ。顔は可愛いし、スタイルもいいし、文句のつけようがないよ」
「ほ、褒め過ぎです」
「褒めてなんかいないよ。目の前の事実をただ口にしているだけだって」
「そうやっていつも女性を喜ばせてるんですか?」
「え? 何の事?」
「だってショーイチさん、女性の扱いが上手そうだから…」
「そんなワケないよ! 俺って凄い口下手なんだよ。今もすっごく緊張してるし、嫌われたらどうしようってビクビクしてるんだから」
「フフ、全然そういう風に見えませんよ」
「本当だって。イケフクロウの前で会ってからずっと心臓がバクバクしてるんだよ」
「わ、分かりました。そ、それじゃあそういう事にしておきますね」
そこから、仕事の話や最近見ているTVドラマの話などで10分ほど会話を続ける。そして会話が途切れたタイミングで彼女にシャワーを浴びてくるよう促す。
その後入れ替わりで筆者もシャワーを浴び、準備完了。室内の照明を少しだけ暗くしてからベッドインすることになった。
バスローブを着たまま仰向けになっている彼女に覆いかぶさり、キスから仕掛ける。
すると、ミハルちゃんが両手でこちらの頭部を抱え込んできた。
ムハっ! な、なんて積極的なんだッ!!
すぐにディープキスへ。
ん? 酒臭いぞ!?
彼女の口内から漂うアルコール臭。ホテルに入ってから酒を飲んでいないはずなので、待ち合わせ前にでも飲んでいたのだろうか?
もしかしたら酒の力を借りて出会い系遊びに挑戦していたのかもしれない。
だがエッチの最中にそんな事を指摘するのはナンセンスだ。激しく舌を絡め、思う存分アルコール臭のキツい彼女の唾液を堪能する。