ほどなくして、ほぼ時間通りに彼女らしき女性が近づいてくるのを見つけた。
ぐ、グヌヌヌっ!
ミオちゃんの輪郭はマスク着用状態でもゴツゴツしていた。体型はちょいポチャといった具合で、下半身にかなりぜい肉がありそうだ。
しかし、チンコがぶら下がっていなくて穴が開いていればオールOK。見た目だけで判断するのではなく、ハメ心地まで試してから良し悪しを決めるのが筆者の流儀だ。
深呼吸して気持ちを落ち着かせてから彼女に話しかける。
「こんばんは、ミオちゃんかな?」
「あ、はい」
「さっき【イククル】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします」
ペコっと頭を下げながら応答してくれたミオちゃん。どうやら性格は悪くなさそうだ。
これなら余裕でやれるぜ! 徐々にこちらのテンションが上がってきた。
「実物の俺はこんな感じだけど、大丈夫そうかな?」
マスクをズラして顔を全て見せる。もしここでゴメンナサイされたら、またサイトに接続して他のターゲットを探せばいいだけの話だ。
「え? 大丈夫って?」
「もし俺がタイプじゃなかったら、ここで断ってもらっていいんだよ」
「え?」
「ほら、実物の俺って写真よりずっとエロそうでしょ? 騙されたとか思ってない?」
「そ、そんな事思ってません。ぜ、全然大丈夫です」
「それじゃあ、このままホテルに向かうってことでいいかな?」
「は、はい。よろしくお願いします」
こうしてホテル街に向かうことに。その道中、横目で彼女をじっくり観察。
第一印象通り、ミオちゃんは下半身がかなり太目だった。特にケツの大きさが際立っていて、全体のバランスが崩壊しているように見えた。
アニメ『キューティーハニー』の主題歌にドキドキしていた世代の筆者にとって、ケツのでかい女性は苦手なタイプである。
それでも今更後戻りはできない。適当に世間話しながら安めのラブホテルにチェックイン。
室内に入り、ようやくマスクを外すミオちゃん。
き、きびしぃぃぃぃぃッ!!
危うく財津一郎のギャグように絶叫するところだった。
彼女の顔はエッセイストの能町みね子に似た感じだ。骨太なのかとにかく顔がゴツく、打たれ強そうな面構えだったのである。
ふっ、だったらさっさと射精してオサラバするまでよ…
いつもなら場を盛り上げるためにアレコレと策を巡らすところだが、省エネモードに切り替えることにした。
「じゃ、先にシャワー浴びておいでよ」
手洗いとうがいを終えた筆者は息つく間もなく彼女に指示する。
その後、入れ替わりでこちらもシャワーを浴び、いよいよベッドインすることになった。
室内の照明を暗くしてから彼女に覆いかぶさりキスを開始。すると、ミオちゃんのほうからディープキスをしてきたではないか!
おっ! 恥ずかしがっていたくせに、セックスはしっかり楽しみたいタイプなんだな…
一度下がりかけていたテンションが徐々に上がってきた。
オッパイ愛撫で早くもアヘ声を漏らし始めるミオちゃん。
そしてクンニを始めると、「そ、そこがいいです!」、「も、もっと吸って!」、「そ、それ、それです!!」とアヘ声をあげながら指示を飛ばしてきた。
こういう女性は大好きだ!!
セックスの際、あれこれと女性に命令されることを至上の喜びと捉えるのが筆者だ。言われるがまま、彼女の指示すべてに従う。
「い、いぃぃぃぃッ!!」
クリ舐め手マンの最中にイッてしまったミオちゃん。小休止を挟んでから攻守交替することに。
フェラテクは可もなく不可もなしといった具合だったが、唾液たっぷり系だったので精巣がフル回転。数分ほどシャブってもらってから挿入することに。
体位のリクエストを聞くと、「正常位でお願いします」と即答してきたミオちゃん。
素早くコンドームを装着し、正常位でインサート開始だ。
締まり具合のほうも可もなく不可もなしといった感じだった。コレといって特徴がないので、明日にはこの感触を忘れてしまいそうだ。