約束の10分前に到着した筆者。既に股間はギンギンなので、軽く前かがみ状態でまだ見ぬユアちゃんの到着を待つ。
そして約束の時間の数分ほど前にそれらしき女性が近づいてくるのを発見。
はふぅン♪
遠目からユアちゃんを見た瞬間、膝から崩れ落ちそうになってしまった。
マスク着用状態でもそれと分かる美形だったのだ!!
彼女の体型はスレンダーであまり色気のあるタイプとは言えなかったが、途端に有頂天モードに突入する筆者。
余裕のある大人の紳士を演じるため、軽く片手をあげてユアちゃんにアピール。すると、こちらに気づいた彼女が小走りでこちらに近づいてきた。
くーっ、可愛いのぉ!
小走りする姿はまさに“少女”といった感じ。33歳も年下のユアちゃんと今からヤれると考えただけで、先走り液がドプドプと分泌を始めた。
目の前で立ち止まった彼女に対し、軽く会釈しながらマスクをずらす筆者。
「こんばんは、ユアちゃん。さっき【イククル】で約束させてもらったショーイチだよ」
「は、はじめまして。ゆ、ユアです」
軽く息を弾ませながら会釈を返してきたユアちゃん。
残念ながら彼女はマスクをずらしてくれなかったが、近くで見るとますます可愛く見える。
「実物の俺ってこんな顔だけど大丈夫そうかな?」
「え?」
「ほら、ユアちゃんみたいに可愛いコだと、相手の男性なんて選び放題でしょ? 無理だと思ったらここでごめんなさいしてもいいんだからね」
「そ、そんなことしないですよ」
「無理してない? ほらもっとよく俺の顔を見て。滅茶苦茶スケベそうな顔してるでしょ?」
「貰っていた写真と同じじゃないですか。優しそうに見えますよ」
あまり物怖じしない性格なのだろう。はっきりと意志表示してくれるので、コミュニケーションがとりやすいタイプと言える。
「あ、ありがとう。それじゃあ、このままホテルに行くってことでいいかな?」
「はい、もちろんです」
こうしてホテル街に向かって歩き始める。その道中、気になっていたことを聞いてみることにした。
「ユアちゃんは“まだエッチの気持ち良さが分かりません”って書いてたけど、経験が少ないのかな?」
「んー、それなりにあるとは思うんですけどね」
「け、経験人数とか聞いてもいいかな?」
「はい。今まで3人ですね」
「それって彼氏ってこと、それとも遊びの関係だったとか?」
「彼氏ばかりです」
「その彼って、もしかして同年代ばかりだったとか?」
「はい。そうですけど」
「今までのエッチではちゃんと愛撫してもらっていたの?」
「それがほとんどないんですよ」
まぁ、無理もないだろう。彼女と同世代の男ということは、ただ射精するためにセックスする生き物みたいなものだ。女性をエクスタシーに導くことに喜びを感じることはできないのだろう。
こうなったらこちらの熟練テクニックを思う存分彼女にぶつけるしかない。メロメロのトロントロンにして、筆者の愛撫なしでは生きていけない体にしてやるだけのことだ。
「じゃあ、今日はとことん奉仕させてもらうね」
「え? ほ、奉仕ですか?」
「うん。俺って女性に喜んでもらうことが何より大好きなんだ。だからたくさん愛撫させてもらうね」
「フフ、変わってますね」
「こういうの苦手かな?」
「いえ、全然嫌じゃないですよ。少し楽しみです♪」
エッチな話題になっても口ごもることなく答えてくれるユアちゃん。男性と会話することに慣れているのは、放っておいても周囲の男性が彼女に近づいていたからだろう。
目的地のラブホテルに到着。いつもよりグレードの高いところだ。