別々にシャワーを浴び、室内の照明を暗くしてベッドイン開始。
軽めのキスを終え、本日のメインディッシュに取り掛かる。
チッ!
マユミちゃんのオッパイはこちらの期待したものではなかった。着衣の状態では余裕でHカップくらいあるように見えたが、実際は辛うじてFカップあるくらいのものだった。
デブ貧乳とまでは言えないが、これではパッケージ詐欺みたいなものではないか! イラっとしたが、ここまで来たら引き下がれない。
乳房を揉みながら乳首に吸い付く。触り心地はあまりよくない。フワフワというより、ゴツゴツ系の乳房だ。脂肪が何層にも積み重なり固くなっているのだろうか。
辛抱強くオッパイ愛撫を続けていると、マユミちゃんの口からアヘ声が漏れ始めた。
いつもならそろそろクンニの頃合いだ。しかし、どうにもエンジンがかからない。出来ることならさっさと射精してこの苦痛な空間から逃げ出したい。
イチかバチか聞いてみることにした。「クンニされるのは好き?」と。
「あんまり好きじゃない」という答えを期待していた。そうなったら手マンだけでマンコをグジョグジョにして挿入できるからだ。
しかし、マユミちゃんの返答はは「優しく舐められたいです」というものだった。
残念!
だがこうなったら要望通り優しくクンニするしかない。
ここで彼女のボディ全身を見てしまった。
スリーサイズは上から100・110・120といった感じだろうか? がっちりとした力士体型で、尻相撲をやらせたら無双しそうなタイプだ。
お、オエっぷ!
その醜い体型に吐き気をもよおしてしまう。だが、チンコはギンギンに勃起していた。
こんなおデブちゃん相手でも勃起するとは…。我ながら愚息の節操の無さに呆れてしまう。
気を取り直し、クンニの体勢に移行する。ターゲットは、丸太のようにがっしりとした太ももで閉じられている股間だ。
こ、これは!?
嫌な予感がする。力士体型のマユミちゃんなので、季節を問わず股間はムレムレになっているはず。こういうマンコは生臭いものだと長年の経験で承知しているからだ。
彼女の股をよいこらしょっと開き、マンコとご対面。
ぷわぁぁぁぁぁん!
長年使い込まれた剣道の防具のような匂いが襲い掛かってきた。
案の定である。
だがここで退くわけにはいかない。一歩でも退いたら、これから先の人生を敗北者として生きることになる。
逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ! 逃げちゃ駄目だ!!
脳内で何度もつぶやきながらクンニを開始。
過去にドブ臭いマンコやゲロ臭いマンコを幾度となくクンニしている筆者。それらに比べたら、マユミちゃんのマンコはイージーモードみたいなものだった。
一刻も早くズブ濡れにしてクンニを終わらせたい。だが急がば回れだ。「優しく舐められたいです」という彼女の要望通りにするため、痛くならないギリギリのラインを見極めることが重要だ。
薄氷を踏む思いでクンニを続ける。途中で中指を挿入したが、思うように中で動かせない。マンコの締まりではなく、圧倒的な脂肪の力によるものだろう。
己の肉体と精神に苦行を課す行者の心持ちでクンニと手マンを続ける。
しばらくすると、嗅覚が麻痺してきたのか臭さを感じなくなってきた。マンコは十分すぎるくらいビチョ濡れになっている。もういつ挿入しても大丈夫そうだ。
「そろそろ入れさせてね」と声をかけてからコンドームを着用。
「バックで入れさせて」と提案しようとしたが思いとどまる。デカ過ぎる尻は筆者にとって鬼門だ。まったくチンピクしなくなるので、中折れしてしまう可能性がある。そこで正常位で挿入することに。
ヘコヘコヘコ。
ピストンしながらクリトリスをイジろうとしたのだが、半端じゃない腹の脂肪のせいで結合部が見えない。適当に見当をつけ、なんとか親指を滑り込ませる。
「あ、そ、それ、イイぃぃ!」
どうやら親指がターゲットを捉えたようだ。
ギチニチチっ!
急激にマンコの締まりが増してきた。だが、愛撫でも挿入でもまだマユミちゃんをイカせていない。そう簡単に音を上げてなるものか!
射精感を遠ざけるため、ベッドインしてから初めて彼女の顔を視界に入れる。
フニャっ!
思惑通りチンコが少しだけ萎えた。だが、同時に射精を堪えるのが馬鹿馬鹿しく思えてしまった。
そうだよ、そうだよ、ソースだよ!
“サッポロ一番 ソースやきそば”のフレーズが脳裏に浮かんだ。一刻も早く帰宅するため、さっさと射精しなくては!
ガガガガん!
高速ピストンに切り替え、射精の寸前で「イクっ!」とつぶやく。
ふぅ。
その後、数十秒ほどピストンを続けて残り汁を出し切る。
そしておもむろにチンコを引き抜く。ザーメンの量はいつもの半分程度だった。これでも健闘したほうだろう。
すかさず、有無を言わせぬ強めの口調で「じゃ、帰り支度を始めようか」とマユミちゃんに告げるのだった。
そのまま帰り支度を始め、ホテルを出る。
「マユミちゃんはJRで帰るのかな?」
「あ、はい。そうです」
「じゃ、俺は西武線で帰るからここで!」
そう告げるや否や彼女に背を向けて歩きだした。
これでデート終了。
今回はオッパイ谷間の画像トラップに見事にヒッかかってしまった格好だ。しかし、罠だと分かっていてもオッパイ画像をスルーできないのがオッパイ星人の習性だ。これから先も幾度となく同じような後悔をするんだろうなぁ。
(文=所沢ショーイチ)