【ネットナンパ】タダマンかガバマンか…アラフィフ人妻のお尻をスパンキングピストン♪

 待ち合わせ場所は新宿アルタ前。約束の10分前に筆者が到着すると、既にそれらしき女性が人待ち顔で立っているのを発見した。

 彼女がこちらを発見する前に素早く値踏みを行う。顔はよく見えないが、体型は中肉中背といった感じだ。オッパイの大きさにはあまり期待できそうにないが、ほどよくムッチリしていて十分性欲の対象になるだろう。

 そのまま真っすぐ彼女に近づき、挨拶を交わすことに。


「お待たせ。ナナエちゃんかな?」

「あ、はい。そうです」

「さっき、【イククル】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」


 名乗りながら少しだけマスクを下にズラし、顔を全部彼女に見せる。

 すると、ナナエちゃんもこちらの真似をしてマスクをズラしてくれた。


うーん、可もなく不可もなし!


 彼女の顔は現在の“宇江佐りえ”に似た感じ。地味に見えるがブスでもなく、かといって美人の範疇にも入らない。

 ま、デブやブスが幅を利かせている世界なので、贅沢は言ってられない。可もなく不可もなしというのは、充分過ぎるくらいの当たりなのだ。


「実物の俺はこんな感じだけど、大丈夫そうかな?」

「もちろんですよ。ショーイチさんこそ私みたいなオバサンで平気なんですか?」

「え? オバサン? 冗談じゃないよ。俺よりずっと年下なんだから、ただの可愛い子ちゃんとしか思えないよ」

「またまたぁ。本当はガッカリしてるんじゃないですか?」

「あれ? 俺の顔、喜んでいるように見えなかったかな? ガッカリしていたら、すっごく不機嫌そうな顔をしてるはずだよ」

「そうなんですか?」

「うん。俺は正直者のショーちゃんって呼ばれているくらいだから、嘘はつけないんだ」

「は、はぁ」

「だから今日はナナエちゃんがオバサンって言うのを禁止するね」

「え?」

「俺が思ってないんだから、これ以上は言わないでほしいな」

「わ、分かりました」

「それじゃ、行こうか?」

「は、はい」


 人懐っこい感じでノリも良いナナエちゃん。道中の世間話も大いに盛り上がった。


「ナナエちゃんは、こういうサイトを使うのって何回目くらいなの?」

「き、今日が初めてなんです」

「え? そうなんだ? その割にはあまり緊張してなさそうだね」

「こ、これでも無理してるんです。ショーイチさんはこういうのに慣れていそうですね」

「お、俺? 俺はこうやって出会うのは5、6回目くらいかな」


 本当は数千人の女性と出会っているのだが、それを正直に伝えるわけにはいかない。極端すぎるサバ読みだが、これくらいは許されてもいいはずだ。


「ナナエちゃんはよくこの辺には来るのかな?」

「え、えっとぉ」

「ん? どうかした?」

「あまり“ちゃん”付けで呼ばれることがないのでちょっと恥ずかしいです」

「え? どうして? 俺よりずっと年下なんだから、“ちゃん”付けするのが普通でしょ?」

「もう何年も、何十年もそういう風に呼ばれていないので…」

「そうかぁ。でも、今日は特別ってことで許してほしいな」

「は、はい」


 目的地のラブホテルに到着。部屋でふたりきりになった途端、ナナエちゃんの様子がおかしくなった。

 ガチガチに緊張した感じとなり、視線がキョロキョロと落ち着かなくなったのである。

 いよいよセックスまで秒読み段階となったので、緊張するのも無理はないだろう。


「そんなに緊張しなくても大丈夫だって。ナナエちゃんの嫌がる事は絶対にしないから安心してほしいな」

「は、はい」

「ね、ナナエちゃんはどんなエッチが好きなのかな?」

「そ、そんなの恥ずかしくて言えません」


 恥ずかしがる彼女を見て、これ以上粘っても時間の無駄だと判断。ナナエちゃんがどんなエッチを望んでいるのか、手探りで探せばいいだけの話だ。

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