【女と男の隔たり】感情の読めない無表情な女

「じゃあ、入れるね」


 床に寝っ転がって、何も言わずに足を開いているゆうか。茶色のニットワンピースがまくられ、荒々しく隠毛が生えた女性器が露出している。そこに僕は自分のモノをゆっくりと差し込んでいった。


「んっ」


 ゆうかは一瞬そう声を漏らしたが、表情は変わらない。だだ無表情でこちらをみていた。


「痛くない?」


 自分を守るために、肯定するために、優しさを演じる。


「腰振るね」


 僕はゆっくりと腰を振り始める。無表情な、どちらかというと冷めた表情をしているゆうかとは対照的に、アソコの中はすごく熱かった。ムッチリ体型だからか、膣肉の圧をものすごく感じる。ものすごい気持ちいい。


「ゆうか、気持ちいいよ」


 素直にそう口に出してみる。しかし、やはりゆうかは何も言わない。この目の前の女性はいま、何を思って僕のモノを受け入れているのだろうか。

 ゆうかの腰を両手で持ち、腰の振るスピードを早めていく。ニット越しに形がくっくりと出ている胸が、ユサユサと揺れる。

 僕はゆうかの顔を見ず、その顔から下のエロい景色に集中した。上半身は着衣なのに、下半身は露出している。そして互いの性器が交わり合い、卑猥な音を奏でている。もう限界だ。僕は最後に激しく腰を振り、そのままゴムの中に精を放った。

 余韻に浸ることなく、モノを抜き、ゴムを処理する。


「あ、ティッシュ」


 ゴムを処理しようとして、何気なく言った時、先ほどまで何も言わなかったゆうかが急に口を開いた。


「机の上」


 ゆうかの表情は相変わらず無表情のままだ。感情は読み取れない。


「ありがとう」


 立ち上がって机に置いてあるティッシュをとり、ゴムを処理する。


「ゴミ箱はあっち」


 ゆうかが部屋の隅に置いてあるゴミ箱を指差す。セックスが終わって急に喋り出したゆうかに僕は驚いていた。


「あ、ありがとう」


 処理したゴムをゴミ箱に捨てる。僕が帰った後、このゴミ箱にはセックスしたゴムと僕の精子が入っていることになる。その部屋で暮らすことに、ゆうかは何を思うのだろうか。そんなことなんて、やはり考えないのだろうか。

 僕がパンツとズボンを履こうとしたとき、急にゆうかが立ち上がった。ゆうかは脱ぎ捨てられたパンティとタイツには目もくれず、冷蔵庫の中から何かを取り出し、こちらに戻ってきた。


「食べる?」


 手に持っていたのは、海外のお土産でよくあるようなドライフルーツだった。


「あ、ありがとう」


 ゆうかが差し出してきたものをひとつもらう。


「これ美味しいんだよ」


 ゆうかはドライフルーツをひとつ食べた。僕も同じように口に入れる。砂糖が凝縮されたような甘さが口の中に広がった。


「美味しいね」

「でしょ?」


 ゆうかは少し目を細めて軽く笑った。初めて見る笑顔だった。その顔を見て、ほっとする。どんな理由であれ、セックスが終わった後に相手の笑顔を見れるのは心を楽にする。セックスしたことを後悔してないように見えるから。

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