【女と男の隔たり】感情の読めない無表情な女

 どこまでが大丈夫なのだろう。このままセックスできるのだろうか。拒まないでくれと願いながら、少しづつ攻めていく。

 後ろから頬にキス。反応はない。大丈夫そうだ。

 ゆうかの正面に移動し、唇にキス。これも反応はない。まだ大丈夫そうだ。

 そのまま舌を差し入れようと試みる。ゆうかの唇は開かない。これはダメかと急いで唇を離した。


「ご、ごめん」


 思わず謝罪の言葉が口からこぼれる。しかしゆうかはそんな僕の顔をぼーっとした表情で見るだけで、何も言わなかった。


「嫌だったら教えてください」


 そう言って僕は再びキスをする。嫌だとは言われなかった。もう一度舌を差し入れようとするも、やはり唇は開かない。ディープキスはダメだということか。ここは諦め、次に行く。

 今度は服の上から胸を触ってみる。ゆうかの反応は変わらない。大丈夫そうだ。

 そのまま少しの間、胸を揉んでみる。ゆうかは何も反応しない。胸を触れたのは嬉しいが、反応が全くないのはすこし寂しいものだ。

 次に直接胸を触ろうと思ったが、ゆうかはニットワンピースを着ている。つまり直接胸を触るには、首元から手を入れるか、膝の方から手を入れて服をまくらないと触れない。これでは無理やり感が出てしまう。

 ならば、直接胸を触るよりも、アソコを触る方がまだ難易度は低そうだ。僕はワンピースの中に手を入れる。ゆうかの反応はない。そのまま手を伸ばして、アソコを触った。


「んっ」


 触れた瞬間、ゆうかの口からそう声が漏れた。驚きと興奮を感じる。手は弾かれていない。僕の手はまだ、ゆうかのアソコに触れている。

 そのまま指でアソコを上下になぞってみた。ゆうかはタイツを履いていたので、タイツの心地良いザラザラ越しにゆうかのアソコの形を感じる。女性の体を触っているという感覚に、徐々に僕の股間も熱くなっていく。

 僕はゆうかのアソコをなぞりながら、再びキスをした。唇が重なるだけの全くエロくないキス。それでも、キスをすれば雰囲気は少しエロくなる。ここからセックスに持っていきたい。

 ゆうかは相変わらず何も反応しなかった。今の僕の行動をどう思って受け入れているのか分からない。ここから本当にセックスに持っていっていいのだろうか。そう思った時だった。


「んっ」


 ゆうかの口から再び喘ぎ声が漏れた。そして、若干ではあるが腰がムズムズと動き始める。

 そして何より、アソコをなぞってた指先に若干の熱を感じた。ゆうかのアソコが濡れ始めているのだ。

 もうここしかない。


「ごめんね」


 そう言って僕はゆうかを優しく押し倒す。そして両手をニットワンピースの中に入れて、勢いよくタイツと、そしてパンティを同時に脱がした。これは賭けだった。ゆうかに嫌がれてしまったら終わりだ。

 しかし、ゆうかはそれに対しても、何も言わなかった。


「嫌だったら教えてね」


 僕はゆうかが嫌だと言わないだろうと知りながらそう言った。脱がされることを拒まなかったのだから。再び唇を重ね、ゆうかのアソコを触る。

 ゆうかは相変わらず何も言わないが、アソコはみるみると濡れていき、僕の興奮は高まっていった。女性が濡れていると、なんでこんなに興奮するのだろう。女性が濡れるということは、男性にとってモノが大きくなるのと同じことだと、僕が思い込んでいるからかもしれない。

 ゆうかはなんだかんだで興奮しているんだ。セックスを求めているんだ。

 女性がセックスを求めて興奮するからアソコが濡れるのかどうかは分からない。自らの意思とは関係なしに、体の生理現象としてそうなってしまう可能性もあるだろう。

 しかし、僕は思いこみたかったのだ。ゆうかの体もセックスを求めていると。お互いが求め合って、セックスをするのだと。今の自分の行為を肯定するために。


「入れていい?」


 その問いかけにもゆうかが何も言わないことは、もうなんとなく分かっていた。


「ちょっと待っててね」


 僕はズボンとパンツを脱ぎ、セックスをするためにバックにいれていたコンドームを取り出し、モノに巻きつける。


「嫌だったら言ってね」


 その言葉はゆうかに嫌だと言わせないためのもの。あなたが嫌だと言わなかったから入れたんですよと、後で言える状況を作るためのもの。

 外の雨の音が強くなった。

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