ここだ!
攻略ポイントを見つけることに成功。後はクリアまで一直線だ。
「そろそろイクよ」
まだ挿入してから1分ほどしか経っていなかったが、そう告げるのと同時にラストスパートを繰り出す。
ふぅ。
なんとかこちらのHPがゼロになる前に男汁を発射することに成功。
すぐに萎んでしまいそうだったので、余韻を味わうことなくチンコを引き抜く。
ミキちゃんは四つん這いのまま、突然の終わりにきょとんとしている感じだった。
だが、筆者には関係のないことだ。
「じゃ、シャワー浴びてきて」
そう促し、コンドームの処理を始めるのだった。
その後、言葉少なめに帰り支度を終えてホテルを出る。
「それじゃ、俺は西武線で帰るから」
「え?」
「JR新宿駅の方向は分かる? この道を真っすぐ行けば大丈夫だからね」
「は、はい」
「それじゃ、気をつけて帰ってね」
ミキちゃんに背を向け足早にその場を去る筆者。
なんとかハードモードクリアできた形だが、爽快感は欠片も感じられなかった。
あんな糞ゲー二度とやりたくないなぁ…
しみじみそう思いながら帰途に着くのだった。
(文=所沢ショーイチ)