自宅を出る前、シャワーを浴びながら自家発電することにした。
ふぅ。
浴室の床にザーメンをまき散らし、まずは一安心。
まだ相手の容姿は不明だったが、女子大生という言葉の響きに弱い筆者なのでヌいておいたのである。
待ち合わせ場所は池袋駅東口の目の前にある銀行の前。
約束の10分前に到着すると、既にセイコちゃんらしき女性が立っていた。
まずは遠目から観察。女子アナの根本美緒に似た感じで落ち着いた雰囲気だった。派手な遊びとは無縁の、真面目な女子大生といった具合だ。
クックック、こういう清楚系の女子大生も大好物だぜっ!!
自宅で一発ヌいておいて大正解だ。
じっくりと視姦したかったが、ここで目が合ってしまった。こうなったら真っすぐ突き進むだけだ。
「お待たせ。セイコちゃんだよね?」
「は、はい。そうです」
「サイトで約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「こ、こちらこそよろしくお願いします」
「ごめんね。もう少し早く来れば良かったかな?」
「い、いいえ。バイトが時間通りに終わったので、予定より早く着いちゃっただけですから」
「大丈夫? 疲れていない?」
「え?」
「ほら、バイト直後だから疲れたりしてない? まずどこかで軽くお茶でもする?」
「い、いいえ。大丈夫です」
美味しそうなご馳走を目の前にしてホテルに直行しないのは苦行に他ならない。だが、社交辞令としてお茶に誘うことでこちらの余裕をアピールする。
ここで本性丸出しのガツガツ感をあらわにしてもいい事なんて何もないからだ。
「あ! まず最初に聞いておくけど、実物の俺を見てヒいてないかな?」
「え?」
「ほら、俺の顔をよく見て。スケベの塊みたいな顔してるでしょ?」
「エエっ?」
「セイコちゃんの想像より何百倍もエロいんだけど大丈夫かな?」
「た、たぶん大丈夫です」
「ありがとう。でも、途中で無理だと思ったら遠慮なく教えてね」
「は、はい」
「とりあえず歩きながらもう少し話そうか?」
ホテル街に向かいながら会話を続けることに。
「セイコちゃんはどんなバイトをしてるの?」
「いまはふたつ掛け持ちしてるんです」
「それは大変だね」
どうやら彼女は苦学生なのかもしれない。実家暮らしではなく、地方から上京して一人暮らししている可能性も高いだろう。
「ちなみに、どんなバイトなの?」
「牛丼のチェーン店とテレアポです」
「え? 牛丼屋さん?」
筆者も大学生の時に牛丼屋でバイトしていた。親近感がグっと増し、ひとりで勝手に盛り上がってしまう。