そんな会話をしているうちにお目当てのホテルに到着。無事にチェックインを終え、個室でふたりきりとなる。
ここからはギアを変え、エッチな話題にシフトしていく。
「ね、ナヨちゃんはどんなエッチが好きなのかな?」
「え? そ、そんな事聞くんですか?」
「うん。だって聞かなきゃ分からないもの。恥ずかしいかもしれないけど、これだけは教えてほしいな」
「そ、そうですねぇ。優しくしてくれればそれで十分です」
「もう少し! もう少しでいいから具体的に教えて」
「もっとですか? は、恥ずかしいですよぉ」
「恥ずかしいことなんてないって。だって、今からふたりで裸になってもっと恥ずかしいことをするんだよ」
「で、でもぉ」
「じゃ、ひとつだけ教えて。どんな愛撫が好きなの?」
「あ、アソコを舐めてもらうのが好きです…」
「ありがとう。これで安心したよ」
「え?」
「俺はアソコをペロペロ舐めるのが大好きなんだ。だから今日は思いっきり舐めさせてもらうね」
「は、はい。でも、強く舐められるのは苦手なんです」
「当たり前だよ! 女の子のアソコは繊細だから優しく優しく舐めるのが当然でしょ」
「あ、ありがとうございます」
顔を真っ赤にしながらクンニされるのが好きだと教えてくれたナヨちゃん。
やはり男性慣れしていないのだろう。彼女にしてみればかなり勇気がいる告白だったに違いない。
その勇気に報いるためにも、全力でクンニしてさしあげなければなるまい。
「何時間でもペロペロするから、ゆっくり楽しもうね」
「そ、そんなに舐められたら変になっちゃいそうですよぉ」
「そ、そうだね。でもそれくらいのつもりでクンニさせてもらうね」
「は、はい」
その後、別々にシャワーを浴び、ベッドインすることとなった。
「少しだけ部屋を暗くしようか?」
「は、はい。お願いします」
「でも真っ暗にすると何も見えなくなっちゃから、少しだけね」
先に部屋を暗くすることを提案したのは、主導権を握るためだ。
本当ならナヨちゃんの可愛い顔を見ながらエッチしたかったが、ある程度は妥協してあげるのが礼儀というものだろう。
「それじゃあ、肩の力を抜いて」
「は、はい」
「さっきも言ったけど、絶対にナヨちゃんの嫌がることはしないから安心してね」
「はい」
「もちろんコンドームで避妊もするから、何も心配しなくていいからね」
「フフフ」
「ん? 何かおかしいこと言ったかな?」
「い、いえ。こんなに優しくされたことなかったから、ちょっと不思議な感じです」
「え? まだ何もしてないのに?」
「だって、会ってからずっと私を安心させようとしてくれてるじゃないですか? すごく嬉しいです」
「それはね、俺がスケベだからだよ。緊張している女の子とエッチしても楽しくないからさ」
「そういう風に考えられるのがいいんですよ。おかげさまで今は緊張してないですよ」
「じゃあ、ゆっくりとリラックスしながら楽しもうね」
「はい♪」
軽めのキスから徐々に舌を使いだす。すかさずナヨちゃんも舌を絡めてきて、あっという間に濃厚なディープキスとなった。