男の潮吹き体験記#02「男の潮吹きに有効なアナル開発」

アナルによって生まれる快感

 アナルによって生まれる快感はドライオーガズムと呼ばれる。ただ、ドライとはいってもまったく乾いているわけではない。むしろ、射精の時よりも分泌される液体は多い。体質によるが、いわゆるガマン汁は大量に噴き出す。この時点で既に深い快感が来ているだろうが、それでもさらにアナルの快感を楽しんでいると潮吹きが始まる。

 この潮吹きはかなり特徴的で多くの場合は、勃起をしていないのに失禁とも射精とも違う汁が、ドブドブとあふれ出すのである。一瞬、失禁をしてしまったと勘違いするかのような量である。体質によっては、それに前後してトコロテン射精をすることもある。

 十分にアナルを開発している人であれば、1時間ほどの刺激で潮吹きに達することができるようだ。

 問題は、その一時間あまりの間どうやってアナルを刺激するかである。指での刺激は、長時間は困難だ。それに結腸まで到達するのも難しい。前立腺を刺激するアイテムとしてはアネロス(エネマグラ)がもっともメジャーだが、これよりはディルドをオススメしたい。

 アナル用のグッズは、今ではメジャーなものになっていてアダルトグッズショップだけでなく、アマゾンでも当たり前に購入することができる。

 アマゾンでは購入者のレビューも多く寄せられているが、体験談は参考にはならない。なぜなら、アナルの体質……すなわち前立腺や結腸の位置、すんなりとグッズが入る太さは個人差があるからだ。

 そこで最初に買いたいのは細身のもの。長めに作られていて持ちやすいものと、吸盤付きのものを買うのが望ましいだろう。前者は仰向けで使用する時に、後者は床に設置して騎乗位体勢で使用する時に使いやすいからだ。

 もちろん、一緒にローションの購入は必須だ。ローションにはアナル専用というのもあるが、大量に使うので安価なもので構わない。

 これは筆者の肌感覚だが、道具を揃えて準備した上でアナルに挿入しても最初から快感を得られる人は、全体の2割程度にしか満たない。最初はお尻の穴に異物が入っている感覚しかないのだ。

 そこでしばらく出し入れをしていると、次第に脳が「これは快感なのだ」と理解し快感が始まる。

 より最初から深い快感を得たいならば男性のアナルを責めてくれるプレイのあるM性感店で身体を慣らすのもよい。都内にも数店舗程度のマニアックなジャンルの性風俗だが、中には卓越した技術を持つ「匠(たくみ)」も存在するので、利用してみるのもよいだろう。

 筆者の経験では、もっとも大量の潮を吹いたのは、某性風俗を利用しかつ訪問の前々日から貞操帯を着用。貞操帯は着用したままプレイ開始から1時間ほどで、軽くトコロテン。1時間半ほどで潮吹きに到達した。この時には、 アナルを刺激するたびに潮を吹く現象が30分あまり続いた。

 亀頭の刺激よりも快感はさらに深く、男の潮吹きとしては最適解のアナル開発だが、排泄物が付着するのではないかという嫌悪感を持つ人も少なくない。

 それは大きな間違いである。事前にトイレにいっておくだけで、この問題はほぼ解決できる。あとは念のために、簡単に浣腸をしておけば排泄物の問題はクリアされる。

 本当に問題があるとすれば、何割かの男性は潮吹きを目指したはずが、アナルのほうに傾倒し、違う深みにはまっていくことだろう。

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