「エッチに対してあまりいい印象を持ってないって言ってたけど、イッたことってあるのかな?」
「えっ…」
「恥ずかしいかもしれないけど、どうせならお互いにさらけ出しちゃおうよ。そのほうが気持ち良くなれると思うからさ」
「そ、そうですね。男の人とエッチしてイッたことはないです」
「ん? その言い方だと、ひとりエッチではイッたことがあるってことかな?」
「は、はい」
これは予想外の返答だった。
てっきりエクスタシーを知らないと思っていたからだ。
だが、これはこれでアリだ。
彼女を初めてイカせた男になれたら、インプリンティング効果で筆者にハマってくれるかもしれない。
も、もっと聞きたい!
どのような方法でオナニーしているのか? オカズは何なのか? 道具は使ったりするのか?
彼女がオナニーでエクスタシーに達するメカニズムをもっと知りたくなった。だが、ぐっと我慢。
ふたりでイチャイチャしながらその行程を探っていくのもエッチの楽しみなのだから。
またR子ちゃんがうつむいてしまったので、せっかくの可愛い顔が見えなくなってしまった。
ここは話題を切り替えたほうが無難だろう。
「それにしても本当に可愛いよ。俺が昔大好きだったアイドルに似てるよ」
「え?」
「おニャン子クラブのゆうゆって知ってる?」
「あ、昔親戚のオジサンに一度だけ言われたことがあります。ゆうゆっぽいって」
「え? 一度だけ?」
「はい。あれから言われたことはないですね」
「R子ちゃんはゆうゆの顔って分かる?」
「言われた時にネットで画像を見ました。でもあんまり嬉しくなかったです」
「それは誤解だよ!!」
「えっ?」
「ゆうゆってのはね。写真で見ちゃダメなんだよ。動いてる彼女はその何倍も可愛いんだから」
「そ、そうなんですか」
はっ! しまった!!
おニャン子クラブの中でゆうゆが一番好きだった筆者。奇しくも彼女は筆者と同じ年齢で、今年52歳になるはずだ。
そんなゆうゆの魅力を語り始めたら熱くなってしまう。そんな姿を見せたら21歳のR子ちゃんは困るだけだ。
「じゃ、とりあえず先にシャワー浴びておいで」
「は、はい」
「のんびり待ってるから焦らなくていいよ」
R子ちゃんをシャワーに促し、その場をごまかす。
その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴び、準備完了。
「それじゃあ、肩の力を抜いてリラックスしてね」
「は、はい」
「なにかリクエストがあったら、すぐに教えてくれるかな?」
「わ、分かりました」
こうしてソフトなキスからエッチが始まった。
様子を探りながらディープキスに移行。R子ちゃんは直前に歯磨きしていなかったが、わずかなミントの味がする美味しい唾液だった。
か、顔中を舐めまわしたい!!
可愛い彼女の顔を余すところなく舐めまわしたくなった。
しかし、ぐっと我慢。お化粧している女性にしてみたら、迷惑行為になるだけだから。
その代わりに、キスの後で耳を攻めることに。ゴクリと生ツバを飲み込んでから耳全体を舐める。さらに、舌先を尖らせて耳穴をほじほじ。
くすぐったがるR子ちゃん。「くすぐったいってことは、気持ちいいの一歩手前なんだよ。少しだけ我慢してみて」と説得して耳舐めを続行。
お次は首舐め。キスマークをつけないよう優しく舌を這わせる。
耳舐めの時から筆者は酔ったような状態だ。とにかくR子ちゃんの体臭が甘くて香しい。